このサイトについての説明を入力します。

HOME > Next100山 > n100中京近畿の山 > N100鎌ヶ岳

 ヤシオの季節に鈴鹿の鎌ヶ岳を訪ねた。当初は長石谷ルートを取ろうとしたが道が荒れていた事から、馬の背ルートに変更。馬の背ルートは白砂を敷き詰めたような尾根道に新緑の木々が映え、何とも気分の良い道だった。途中、白ハゲと呼ばれる岩峰帯を慎重に越え、岳峠から最後の急登を登り切ると、展望の良い鎌ヶ岳山頂に辿り着いた。目の前には御在所岳、雨乞岳など、鈴鹿の主要な峰々が一望できる気持ちの良い鎌ヶ岳の山頂であった。


一の谷駐車場6:40→長石谷下部6:50~7:05→三岳寺7:25→湯の峰8:10~20→岳峠9:45~55→鎌ヶ岳山頂10:05~25→武平峠11:00→一の谷駐車場11:45

白砂に覆われた尾根道を登る。

 鎌ヶ岳の登山口は幾つかあるが、今回は鈴鹿スカイラインの長石谷登山口から周回コースを辿り、上り下りで変化をつけたルートを選ぶ事にした。登山口となっている長石谷付近は、小さいながら道路脇に駐車場があるが、到着した6時頃には既に満車になっていた。道路が広くなっている路側帯に車を停め、手早く装備を固めて歩き始めることにする。多くの登山者は御在所岳へと向かう中、一人谷を下り登山口へと向かった。当初は長石谷沿いのコースを少し歩き始めたが、最近歩く人が少ないのか小枝が煩く踏跡も不鮮明になってしまう。どうも快適なルートではなさそうと判断し、尾根ルートに転進することにした。

広い路側帯に車を停める

三岳寺

遊歩道の頂上から登山道へ入る

白砂の尾根を進む

所々に赤テープも

三岳寺から馬の背尾根へ

 尾根道は「馬の背尾根」とも呼ばれる尾根に、湯の山温泉にある三岳寺から取り付くルートだ。三岳寺には、かつてハイカーと問題があったのか、登山口の標識は無い。ただ道は鮮明で、寺の裏手ある石仏のある遊歩道の一番奥から登山道が始まっていた。少し歩くと白砂の明るい尾根道が始まった。若葉に覆われた白い尾根は絵になる光景で、何か仏にでも導かれている様な気さえしてくる道だった。

尾根道に咲くシロヤシオ

湯ノ峰のピーク

雪の様に白い道を進む

南から見た鎌ヶ岳山頂部。

白ハゲへの急登

足元にはイワウチワ、頭上にはシロヤシオ

 山岳寺から約1時間で、「湯の峰717m」の標識の立つ小ピークにたどり着く。辺りは樹木に覆われて展望はなかったが、シロヤシオの木が花をつけていて、白い地面と頭上の白い花が、何か特別な道を歩いている様な気持ちにさせてくれた。湯の峰で一休みしてから歩き始めると、気木々の間から鎌ヶ岳の山頂部が見え隠れする様になった。頭をもたげた形が特徴的な山だ。
 道はこの先で、今日一番の難所「シロハゲ」にさしかかった。木の根の張った岩塊斜面を、手と足を使って登って一気に高度を上げると、雲母峰からの縦走路と合流する標識に出る。時間にすると5分程の行程だったが、慎重に越えれば危険はないだろう。標識から先は、疎林帯の尾根筋を歩く様になるが、この辺りまで来るとアカヤシオが現れはじめ、花を追いかけて歩いている内に岳峠に到着した

白ハゲ上部の合流地点

なだらかな南尾根へ

岳峠に到着

最後の登り斜面

頭上に咲くアカヤシオの花

岩の穂先へ向かう最後の登り。

 岳峠で登山道は、今日初めに登ろうとした長石谷からのルートと合流ており、峠から山頂へは山頂直下にある南の谷筋を辿ることになる。峠で展望を楽しみながら一休みしたが、鎌ヶ岳の名の由来が判る様な、ゴツゴツとした岩の穂先が迫ってくる様で、一見すると登るのが難しそうに見える。ただ道は巻き気味に付けられており、見た目ほどの困難さは無かった。

山頂に建つ社

鎌ヶ岳山頂標識

御在所岳

山頂より武平峠への下り

北側から見た山頂部

鈴鹿山系を比と眺め。

 峠から登る事10分程、鳥居のある山頂にたどり着いた。山頂部は南北に細長く、北の端からは御在所岳、雨ヶ岳の眺望が素晴らしい。南端には小さな社が設けられていて、鈴鹿南部の山が遠くまで見渡せる。爽やかな春の山を充分に楽しめる山頂だ。
 下山路は武平峠まで峠道を下り、此処から車を停めた鈴鹿スカイラインの中腹まで下ったが、鎌ヶ岳へは武平峠の駐車場から登る人が圧倒的に多いようで、沢山の登山者とすれ違った。峠から駐車場までスカイライン沿いに下り周回コースを辿り下山した。

明るい尾根道を進む

武平峠

鈴鹿スカイラインを渡る

スカイラインへの下山口

アカヤシオが見頃だった。