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HOME > Next100山 > n100長野の山 > N100編笠岳・権現岳

 八ヶ岳は北から、北横岳・島枯山等の北八、麦草峠を挟んで天狗岳、夏沢峠を挟んで硫黄岳から横岳、主峰の赤岳、南部の権現岳から網笠岳と、幾つかのエリアに区分けする事が出来る。今回、八ヶ岳の南の要になっている権現岳に、小淵沢側から編笠岳を経由して登ることにした。
 登山口が標高1560mという事もあり、登山道は最初から高山帯の中を進んでいく。深いシラビソの森や、高山植物の花畑なども楽しむことも出来た、充実した山旅となった。


観音平登山口5:25→雲海展望台6:00→押手川分岐6:45~55→編笠山7:55~8:15→青年小屋8:40~45→権現岳9:55~10:10→青年小屋11:00→押手川分岐11:45~50→雲海展望台12:30→観音平登山口12:50

朝靄の中を歩き始める

 八ヶ岳南部の主峰たる権現岳に、観音平登山口から登った。登山道は、笹とカラマツの明るい樹林帯の中を登っていく。所々で視界が開けるが、登山口が標高1800m位あるため、既に充分高度感がある。朝の雲を眺めながらの気持ち良い歩きで、雲海展望台を通過する。この辺りから樹林はダケカンバへと変わり、地面は笹に代わり苔生す場所が多くなった。高山帯に入ったことを感じる林相だ。

登山口駐車場

観音平登山口

緩やかな登りで始まる

雲海展望台分岐

シラビソの森を登る

急登で一気に高度なを稼ぐ

 歩き始めて約1時間20分で押手川分岐に到着する。編笠山を巻いて青年小屋から権現岳へ向かう迂回路もあるが、今日はまだ時間もある。編笠岳へ上ってから権現岳へ向かう事にして、分岐を直進する。此処までの登山道は比較的傾斜が緩かったが、分岐から編笠岳への道は一気に斜度が増した。大きな石を、木の根を足場にしながら越えていく急登が続く。一気に高度を稼いでいる様で、背後の視界も開ける様になった。ダケカンバの樹林帯が中低木の木々へと代わり、ハイマツが現れる様になると程なく編笠山の山頂に到着した。

押手川分岐

一気に傾斜が増す

次第に木が少なくなる

ハイマツ帯を進む

網笠岳到着

網笠岳で展望を楽しむ

 編笠山の山頂は、なだらかな岩稜帯で視界が開けた場所になっていた。左手にはこれから向かう権現岳。その背後には八ヶ岳の峰々が雲間から顔を出している。目を南に転ずると、巨大な南アルプスの山塊も見える。気持ちの良い山頂で、編笠岳だけでも充分充実した頂だと思う。しばし休息した後、眼下に見える青年小屋へと一旦下った。

南アルプスの山々

目指す権現岳

岩稜帯を渡る

権現岳への登り返し

ギボシ岩を越える

花畑を辿り権現岳へ

 編笠岳と権現岳の鞍部にある青年小屋を過ぎると、道は高山植物の多い道となった。砂礫や岩稜の間には小さな花畑が点在し目を楽しませてくれる。山頂直下にある権現小屋の先、岩稜の片斜面を注意深く登っていくと、程なく標高2715mの権現岳山頂に到着した。展望を楽しみにしていたが、権現小屋の少し手前辺りから霧がかかる様になり、展望が得られなかったのが残念だ。ただ展望は編笠山でも得ることが出来たし、権現山では様々な高山植物の花とも出合う事が出来た。結構充実した山旅となった、編笠岳と権現岳である。

山頂までもう少し

山頂直下の岩場

片斜面の岩場を登る

山頂手前の稜線

権現岳の山頂