富士山の側火山である宝永山。江戸時代の1707年の宝永の大噴火で誕生した富士山の側火山です。側火山といっても標高は2693mあり、単独で存在していたならさぞ立派な山だったことでしょう。富士山の山開き後は登山者が多くなることから、山開き前の天気の良い平日を狙って訪ねることにしました。
真っ黒なスコリアの登山道は少し歩き難いですが、危険な処はありません。ただ風が有る日は注意が必要でしょう。訪ねた日は穏やかな天候で、宝永山の山頂に立つ事が出来ました。

五合目駐車場6:50→第二火口壁7:11→第一火口7:31→宝永山8:19~21→第一火口8:43~54→第二火口壁9:10→五合目駐車場9:32
富士宮口新五合目から歩き始める
富士の宝永山を訪ねました。富士山山開き前の平日だったおかげで、富士宮口の新五合目駐車場は、6時半でも空いていて、登山口近くに駐車出来ました。早速装備を整え7時前に歩き始めます。
登山口から暫くは水平に歩きますが、途中にある山頂方面への分岐にはロープが張ってありました。低木帯を抜けて涸れ沢に出ると展望が開け、裾野に広がる樹海を見渡すことが出来ます。この涸れ沢も大雨の度に大きくなり、何時の日にか大沢崩れの様になるのかもしれません。
黒いスコリアの登山道を登る
第二火口の淵からは、暫くスコリアと小石の緩い尾根筋を登ってゆきます。正面には遠くに富士山の山頂が見え、山体の大きさを感じます。第一火口の淵からは第一火口の底へと一旦下り、そこから宝永山の脇を登っていくようになるのですが、黒いスコリアの道で登り難い登山道でした。高度を上げるにつれ展望が開け、振り返ると愛鷹山が見える様になります。馬の背と呼ばれる処からは道が水平になり、8時20分に宝永山の山頂に到着しました。
山頂からの大展望
宝永山の山頂からは、富士山の頂上部を望むことが出来ました。ただ到着して間もなく西側から雲が湧き上がり富士山の山頂は雲の中に。寸前のタイミングで富士山の山頂を拝めた宝永山。山の神様が微笑んでくれた様でした。
一息ついたのちに下山を開始。第一火口の淵から第二火口の淵へと下り振り返ると、既に宝永山の山頂部もガスの中です。改めて良いタイミングで登れたことを実感しました。

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