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Trekking Document     未丈ヶ岳       2026年10月9日

 奥只見にある未丈ヶ岳は、何時か登ろうと思いながら後回しになっていた頂だったが、令和7年度で登山道の整備が終了して廃道となった事を知り、登山道が藪で通れなくなる前に登る機会を待っていた。当初は9月に登る予定だったが例年にない天候不順で、登るのが10月になってしまった。ただその御陰で、山頂直下の草紅葉を見る事が出来たので結果オーライだった。別世界の様な黄金色の草紅葉。この景色が登山道の廃道で簡単に見れなくなるのは、実に残念である。


泣沢登山口6:11→第二渡渉6:21~31→第三渡渉6:46~59→鉄橋7:08→974mピーク8:11~22→未丈ヶ岳10:12~37→974mピーク12:02~14→鉄橋13:14→第三渡渉13:32~42→第二渡渉13:58~14:07→泣沢登山口14:17

シャッターを開けて登山口へ

 小出から奥只見シルバーラインに入り、「湯の沢トンネル」と「黒又トンネル」の間にある泣沢待避所のシャッターを開けた処が登山口。待避所は車2~3台が停められる広さだった。シャッターは。レバーを横にして引き上げる形式で、それ程重くは無かった。閉める時にはロープで引張る形になっている。待避所の外は広場になっていて、細い道を100m程進んだ先が駐車スペースのある登山口だった。

シルバーライン泣沢待避所

主導でシャッターを開ける

半分シャッターを空けた

シャッターの表

駐車スペースに車を停める

ピン長で渡渉する

 登山口には、令和7年で登山道整が終了した旨を記した看板が立っていた。未丈岳への登山道の特徴は、最初に3回の渡渉がある事である。泣沢支流を越える第1渡渉は登山靴で問題無いが、その直ぐ先の第2渡渉と第3渡渉は、登山靴で越えるのは少々厳しい。この日は第2渡渉でピン長に履き替えた。
 第2渡渉と第3渡渉の間は、泣沢の対岸を沢沿いに進む道だが、第3渡渉の手前は片斜面の崩落地で足場が悪い。手間がかかったが、第2渡渉後は登山靴に履き替えて足場の悪い処を通過して、第3渡渉で再びピン長に履き替えて泣沢を渡り返した。第3渡渉の前後は、今日唯一の鎖場がある。

登山口を出発

登山道は廃道になっていた

第一渡渉

第二渡渉

ピン長に履き替える

ピン長で第二渡渉を通過

第三渡渉手前の崩落地

第三渡渉への鎖場

第三渡渉

第三渡渉後の鎖場

尾根筋を登って未丈ヶ岳へ

 第3渡渉を通過した処でピン長をデポ、身軽になって先に進む。尾根の取付きは急登だったが、尾根筋に上がると遠く未丈ヶ岳の頂が臨める様になった。974mの小ピークで一本立てる。小ピークから「松の木ダオ」ヘ下り登り返す。ブナ林の中を登っていくと、標高1300m付近で視界が開け、紅葉の未丈ヶ岳の頂きが迫って見えてきた。

ピン長をデポして進む

鉄橋で沢を渡る

倒されていた道標

尾根への急登

尾根筋に出た

974mの小ピーク

松の木ダオへの下り

ブナ林の中を登る

視界が開けて来た

紅葉に色付く未丈ヶ岳

別世界の様な草紅葉

 紅葉の中の急坂を登り山頂に出ると、360度の視界が広がっていた。魚沼駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳、尾瀬の燧ヶ岳...。雲一つない秋晴れの中、先ずは山景色を楽しむ。そして山頂手前から山頂直下の草原へ。そこには黄金色の草原が広がり、別世界の景色が広がっていた。未丈ヶ岳は10月の登山者が多様だが、皆この景色を見に来るのだろう。
 名残惜しい山頂だったが、今日は下山路も長い。ノンアルビールで喉を潤してから下山を開始する。陽の光が高くなったせいか、登りより紅葉が綺麗だ。

紅葉の中を登る

未丈ヶ岳の山頂

山頂より駒ヶ岳と中ノ岳

燧ヶ岳も見える

草原へと下りる

山頂直下の草紅葉

別世界の景色

下山開始

駒ヶ岳を見ながら下る

紅葉の下山路

景色を楽しみながらの下山

 下山路は登りと同じコースだが、視界が広がるのが良い。特に尾根筋では正面に駒ヶ岳を見ながらの道が続き、下りも楽しい道だった。デポしたピン長で無事に渡渉も通過。景色を楽しみながら、のんびり下り登山口へ戻る。登山道整備がされなくなると、何れ登山道は藪道になってしまう事だろう。その前に訪ねる事が出来て本当に良かった。別世界の様な黄金色の草原を思い出にして、帰途に就いた。

紅葉の山頂を振返る

尾根筋を下る

第一渡渉を通過

登山口まで戻って来た

シャッターを開けシルバーラインへ