このサイトについての説明を入力します。

HOME > Next100山 > n100東北の山 > N100栂峰

 前日の杢蔵山から下山後、麓の温泉で汗を流してから道の駅いいでで車中泊。翌日は山形と福島の県境に位置し、地元の信仰の山として沢山の神様が祀られている栂峰を訪ねた。
 栂峰は登山道に沿って次々と神様が現れる。そして山頂にあるのが栂峰山大神。地元の人が良く狩払いしているのだろう、登山道はまるで山の神を参詣する為の参道の様であった。ただこの日は一人の登山者とも出合わず、前日山開きだった杢蔵山とは大違いで、ロンリーな山旅になった。


登山口6:35→御田神8:0510→蔵王神8:50→山頂9:2510:00→蔵王神10:20→御田神10:4555→登山口12:10

神々のおあす山

 日本には信仰に根ざした山が多い。古の時代から山の上に祠を立てて神を祀り、麓の集落から毎年登拝する。山頂への道は登拝の道でもあり、毎年刈払いされ、それが登山道になっているのだ。山形と福島の県境にある栂峰もそんな山の一山で、登山道脇には沢山の神々が祀られていた。

麓から見る栂峰

林道終点の広場に駐車

小川を渡り登山道へ

登山口の標識

早速神様が現れる。

参道を思わせる様な登山道

 飯豊の道の駅で車中泊した翌朝、飯豊町の小屋集落から未舗装の林道に入り登山口へと向かう。林道は最後のひと登りが少々荒れていたが、6時過ぎには林道終点の駐車スペースに到着。小さな沢に掛けられた苔の生した橋を渡ると、古木の傍らに天照大神と黒龍神社の祠と御札が迎えてくれた。安全登山を祈願しお参りしてから早速歩き始めた。
 登山道は広葉樹と杉の混合林の中、稜線に向かう急登で始まる。8月の暑い一日、温度が上がる前に高度を稼ぎたい。濃い緑のなか、テンポ良く登って行く。道は樹林帯の中をひたすら登って行くが、小一時間程登ると所々で視界が開ける。道は綺麗に刈払いがされていて、登山道というより山の参道といった観すらある程だ。

緑の濃い道が始まる

良く仮払いされ歩き易い

道の真ん中に神様が現れる

まるで参道の様な登山道

登山道脇の祠

登山道の真ん中に神様が鎮座

 歩き始めて1時間40分。道の真ん中に五穀豊穣の神「御田神社」が現れた。屋根だけの祠に「御田神社」と書かれていた御札が添えられている。ここで一本立て、神社に手を合わせる。この先、次々と神様が現れてくる。「保倉神社」「駒形神社」「神武天皇」「御室神社」「剱神社」と続き、「石凝神社・関取神社」を経て稜線に出たところが「蔵王神社」だ。以前は此処から飯森山へと向かう道があったそうだが、今は藪が濃く道があるのか良く判らなかった。

保倉神社

駒形神社

石凝神社・関取神社

蔵王神社

両辺上の平坦な道になる

最後の神様は、栂峰山大神

 「蔵王神社」からの道は、オオシラビソの森の中の平坦な道となる。神様も健在で、「市祥島姫神社」「中興神社」「鹿神社」「伊左那左神社」と現れ、山頂への最後の登りで再び「神武天皇」が現れ「少名彦神社」を経て、山頂広場に到着する。広場の中央には小さな石の祠が設けられ、「栂峰山大神」の大きな札が立てられていた。
 広場の周りは木々に囲まれていていたが、開けた一角から蔵王連峰の山塊を遠望することが出来た。風が抜ける山頂に腰を下ろして昼飯に。この日は一人の登山者とも出合わず、前日山開きに遭遇した杢蔵山とは大違いのロンリーな山旅になったが、それだけに土地の信仰に根ざした神々の山を感じることが出来た栂峰である。

市詳島姫神社

金山彦神社

道は所々で開ける

五社山神

神武天皇

木々の隙間から蔵王方面

山頂広場

栂峰山大神

朝日方面の山並

飯豊連峰