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 五月の中旬に、元々は屋久島の山旅を予定していたのですが、5日前まで強雨だった天気予報に予定を変更。屋久島はキャンセルして、台高の峰を目指す事にします。大峰山周辺は約20年ぶりで、初日のターゲットは大普賢岳。当初は周回コースをとる予定でしたが、出発が遅くなりピストンにルートを変更して山頂を目指しました


和佐又登山口9:44→和佐又のコル10:00→鷲ノ窟10:45~55→小普賢岳11:20→大普賢岳11:59~12:18→小普賢岳12:46→鷲の窟13:06→和佐又のコル13:46~50→和佐又登山口14:13

和佐股登山口から登る

 車で国道から登山口となる和佐又ヒュッテまで伸びる林道を登っていくと、ヒュッテの少し手前で林道が通行止めになっています。ヒュッテが立替中で、一般車両は少し手前の林道脇にある駐車場に駐車する様になっていました。駐車場から10分弱の林道歩きで、建替え中のヒュッテに到着。キャンプ場の奥にある登山口から登り始めます。心地よい風に吹かれながら新緑の斜面を登っていくと、程なく和佐又のコルに到着です。

大峰奥駆道

 和佐又のコルからは緩やかに尾根筋を進みます。シャクナゲやレンゲツツジの花を愛でながら登ってゆくと、木々の間から小普賢岳からの尾根筋が見える様になって来ました。普賢岳から東へと伸びる尾根筋の下に入ると、岩壁の下を進む様になります。所々で急登が現れますが、しっかりとした鎖が付けられていて危険な処はありません。ただ露岩の道は、如何にも修験道の道といった雰囲気でした。日本岳を回り込み、急坂を登りきった日本岳のコルで一本立てます。

展望の山頂へ

 日本岳のコルからは梯子や鉄の桟橋が連続しますが、足場はしっかりしていて一歩一歩登れば大丈夫。ただ梯子や桟橋が無かった時代は、さぞ危険な道だったことでしょう。山上ヶ岳から続く奥駆道と合流すると、山頂への最後の登りです。歩き始めて約2時間、大普賢岳の山頂に到着です。山頂は視界が開けていて、大峰奥駆道が一望出来ます。行者還岳、弥山、八経ヶ岳へと続く稜線の山々。谷を挟んで稲村ヶ岳と大日山。北西には大峰山寺のある山上ヶ岳。久しぶりとなる大峰の山景色を楽しむ事が出来た、大普賢岳でした。