初日は上高地から涸沢ヒュッテまで入り、午後はヒュッテのテラスで、穂高岳を眺めながら生ビール。翌日の涸沢岳に備えます。2日目の朝は快晴。モルゲンロートに赤くまる奥穂高を眺めながら歩き始めます。ザイテングラート手前からはヘルメットを装着、混みだす前にザイテングラートを通過して奥穂高岳山荘へ。山荘から涸沢岳へは、ほんのひと登りで到着。北には槍ヶ岳、南には奥穂高岳にジャンダルムという大展望を楽しむ事が出来ました。
(1日目)上高地6:56→明神館7:59~8:09→徳沢園8:54~9:09→横尾10:00~09→本谷橋11:07~12→崩壊地11:40~45→Sガレ12:10~15→涸沢ヒュッテ12:58
(2日目)涸沢ヒュッテ4:55→パノラマ分岐5:38~44→ザイテン中間6:40~50→穂高岳山荘7:20~30→涸沢岳8:05~30→穂高岳山荘9:50~9:00→ザイテン中間点9:25~40→パノラマ分岐10:33~38→涸沢ヒュッテ11:20
(3日目)涸沢ヒュッテ5:59→本谷橋7:07~20→横尾8:10~20→徳沢園9:18~29→明神館10:16~23→上高地11:34
初日は上高地から涸沢へ・快適ヒュッテでの生ビール
涸沢ヒュッテに宿泊して、涸沢岳を訪ねました。かつての山小屋は、夏のハイシーズンの混雑が凄まじく、混雑が嫌でテントを担ぎあげていたのですが、コロナ以降は宿泊環境が大幅に改善。一泊二食付きで14000円と料金はコロナ前の1.5倍になりましたが、一人当たりの広さも1.5~2倍になり、涸沢ヒュッテに至っては半個室が割り当てられます。宿泊受付も到着順という小屋が多い中、涸沢ヒュッテは予約番号順で場所が割り当てられ、連泊の場合は1泊目の個室をそのまま利用できました。これは連泊者には大助かりで、2日目も小屋着の時間を気にせずに行動出来ます。
初日は上高地から涸沢ヒュッテに入り、午後はヒュッテのテラスで穂高岳を眺めながら生ビール。翌日の涸沢岳に備えます。
モルゲンロートを眺めながら歩き始める
2日目の朝は快晴。モルゲンロートに赤くまる奥穂高を眺めながら歩き始めます。ザイテングラート手前からはヘルメットを装着。ヘルメットの装着は今回が初めてでしたが、意外と気になりませんでした。混みだす前にザイテングラートを通過して奥穂高岳山荘へと登ります。
大展望の涸沢岳
奥穂高山荘から涸沢岳へは、ほんのひと登りで到着。山頂では、北に槍ヶ岳、南に奥穂高岳にジャンダルムという大展望を楽しみます。涸沢岳に登った後、奥穂高岳にも登ろうかと思っていたのですが、奥穂高山荘まで下ると、奥穂高岳への登山道は渋滞中。午後の天気予報が小雨になっていた事と、下りのザイテンを空いた時間帯に降りたい。そして涸沢ヒュッテで早く生ビールが飲みたい(これが一番の理由)。それに奥穂高岳には登っているので、今回は早めにヒュッテに下ることにしました。
快適ヒュッテでの贅沢な時間
ヒュッテに戻ると、早速テラスへ。先ずはラーメンと生ビール。そして涸揚げも頂きます。奥穂高の峰々を眺めながら、持って上がった深田久弥の「日本百名山」を読む。何とも贅沢な時間を過しました。今回は多くの時間を快適な涸沢ヒュッテで過ごしましたが、こんな「のんびりとした山行も良いな。」と実感した山旅となりました。