長興山の枝垂桜
江戸時代初期に植えられた枝垂桜の巨木
1632年から約50年間小田原を治めた稲葉氏が、稲葉氏の菩提寺である紹太寺の境内に植えたといわれる桜で、樹齢は330年を越える。波の様な立派な枝ぶりが特徴で、斜面に付けられた農道から見下ろす事が出来る。
2020年3月21日、朝6時に小田原駅に入り、駅前の駐車場に車を停めて箱根登山鉄道で入生田へ向かい紹太寺を目指しました。寺の裏手は道が細く、車で入るのが難しいと思ったからです。駅から坂道を20分程登った処に、「紹太寺の枝垂れ桜」がありました。太い幹から片側にせり出す様に枝を伸ばした形が面白く、満開直前の七分咲きといった処です。またいつか、満開の時に訪ねてみたいなと思いました。この日はその後、静岡の桜を巡りましたが、2020年の4月は新型コロナウイルス感染症が広がり、これ以降は移動がしにくくなります。結局この日の桜が、2020年桜旅の最後になりました。この年は、家の傍にある桜を愛でる年となりました。
2019年4月21日
種 類
|
枝垂桜
|
---|---|
樹 齢
|
330年
|
場 所
|
神奈川県小田原市
|