山寄①湯巡46、渓雲閣 of LittleTrekker

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updated 2024-04-29

渓雲閣

　塩原の温泉街から、日塩もみじラインで10分ほど上がった処にある奥塩原温泉。その中の一軒の宿が渓雲閣である。もみじライン沿いに立つ宿で、部屋数18のこざっぱりとした宿だ。温泉は硫黄泉で、男女別の展望風呂と、露天の貸切湯が二か所設けられていた。湯の質がなんとなく違うように感じ、貸切露天の湯は、何か肌が引き締まったようにも感じた。宿が斜面に立っている為に貸切湯も展望が開け、景色を見ながらの湯浴みが楽しめた。

宿泊　2022年11月

泉質	単純酸性硫黄温泉
湯量等	144ℓ／分、73.4度、源泉かけ流し、
浴槽	内湯　2 露天　2

住所　栃木県那須塩原市湯本塩原37　　tel:0287-32-2361

源泉を楽しむ

　奥塩原温泉は、塩原温泉から紅葉ラインを車で10日程登った処にあるお陰で、名の通った温泉地でありながら静かな湯浴みを楽しむ事が出来る。紅葉ライン沿いの斜面に建てられた渓雲閣には、展望を楽しみながら入れる大浴場と貸切露天風呂があった。また宿の１階から下へと降りると、共同浴場があり自由に入る事が出来る。心なしか共同浴場の湯は濃く感じられ、如何にも効く感じのする御湯であったが、宿の御湯も決して負けてはいない。少し湯の良さに寄り懸っていて、夕食がもう一つ洗練されていると良いなと感じる宿だった。