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銀山温泉 能登屋

 尾花沢から銀山川沿いに山間地に入った処にあるのが銀山温泉で、江戸時代には川の上流に銀鉱山があった事から、銀山温泉の名前が付いた。銀山川の両側には、3階建ての大正モダンの外観をした湯宿が並んでいる。銀山川の両側に並ぶ温泉宿の、奥まった処に建つ木造三階建ての湯宿が「能登屋」である。朝の連続テレビ小説「おしん」は、銀山温泉の能登屋の2階から、主人公が雪の温泉街を見下ろしながら過去を回顧する場面から始まった。

宿泊 2024年6月8日

泉質
含硫黄-ナトリウム塩化物硫酸塩泉
湯量等
52ℓ/分、63.8度、源泉かけ流し、
浴槽
内湯 3
露天 3

住所 山形県尾花沢市大字銀山温泉新畑446  tel:0237-28-2327

大正モダンの宿での落ち着いた湯浴み

 木造三階建の風情ある宿に入りフロントを過ぎると、小さな太鼓橋が迎えてくれる。客はその先にあるエレベーターで客室へと向かうが、小さな仕掛けに気分が高まる。泊まったのは別館で部屋から温泉街を見る事は出来なかったが、天井の高い落ち着いた部屋だった。能登屋には、露天風呂が併設された大浴場、地下の洞窟風呂、最上階からさらに階段を上った処にある、銀山川上流の滝が見える展望風呂と3つの湯舟が有るが、露天風呂が一番落ち着いた。湯は肌に優しく、長湯が楽しめる。

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山の幸中心の丁寧な食事と、1階の喫茶室で頂くコーヒー

 食事は敷居で区切られた広間で頂いたが、山の食材が丁寧に調理されていて、どれも美味しく頂けた。朝食も同じ場所で頂いたが、食後コーヒーは一階の喫茶室で提供される。喫茶室は温泉街に面していて、銀山川に生息しているカジカカエルの鳴声と、川面の音を聞きながらコーヒーを頂く、贅沢な時間を過すことが出来た。

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少し白濁した御湯が気持良い。

温泉街を眺めながら頂く ビールは格別だった

銀山川の水音とかじかカエルの鳴声を聞きながらコーヒーを頂いた。

夜の銀山温泉 山笠踊りが披露されていた