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HOME > 山寄①MyBestお湯巡り > 山寄①湯巡51、須川温泉

須川高原温泉

 岩手と秋田の県境にある栗駒山の登山口に涌いているのが、須川温泉である。湯量は1900ℓ/分と桁違いに多いが、2008年の岩手・宮城内陸地震以前は6000 ℓ/分も湧いていたという。御湯は強酸性のみょうばん緑ばん泉だが、入ってみるとそれ程刺激は強くなく、気持ちよく長湯が出来る御湯であった。

宿泊 2024年7月6日

泉質
酸性含硫黄-鉄・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉
湯量等
1900ℓ/分、51度、源泉かけ流し、
浴槽
内湯 4
露天 2

住所 岩手県一関市厳美町祭畦山国有林46林班ト  tel:0191-23-9337

豊富な湯量を誇る山の温泉

 須川温泉は、岩手側の一ノ関から入っても、秋田側の十文字から入っても、山道を1時間以上走る秘境にある。宿は岩手県側に立っているが、アプローチの道は秋田県側の方が良い。宿は昭和の湯治宿の面影を残していて、部屋は8畳と10畳の部屋が多い。ここの魅力は何といっても豊富な湯量の温泉。宿の脇で一分間に1900ℓ湧き出る湯が、とうとうと湯舟に注がれている。湯が新鮮で、強酸性の湯だが、肌に刺激は無く、湯上りもさっぱりしている。

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気持ちの良い露天風呂と山の幸の食事

 須川の魅力は、何といっても広々とした露天風呂であろう。大岩を眺めながら入れる広々とした露天風呂は気持ちよい。そして食事もまた美味しかった。山奥の宿なので、豪華な海の幸は望めないが、山菜や川魚が丁寧に調理されていた。
 須川温泉には宿がもう一軒あるが、フロントで入浴券を貰えば無料で何度でも入りに行ける。もう一軒の宿「栗駒山荘」も露天風呂が素晴らしく、露天風呂からはブナの原生林の向こうに鳥海山を望むことが出来る。

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昭和の雰囲気を残す、須川高原温泉。

温泉の源泉。湯度の直ぐ脇にある。

広々とした露天風呂が気持良い。

ライトアップされた大岩を眺めながらの湯浴み。