このサイトについての説明を入力します。

姥湯温泉 桝形屋

 福島から米沢へ抜ける板谷峠から、山形県と福島県の県境にある吾妻山の北麓に入り込んだところにあるのが、姥湯温泉枡形屋である。宿のある場所は標高1200m。温泉宿というより、車で行ける「山小屋」に良い温泉が湧いているといった感で、宿の両脇は切立った崖、宿の奥の谷筋を少し登れば吾妻山稜線で、山好きには絶好のロケーションにあり、自然感あふれる秘湯であった。

宿泊 2018年5月

泉質
単純酸性硫黄泉
湯量等
320ℓ/分、51度、自家源泉、源泉かけ流し、
浴槽
内湯 2
露天 3

住所 山形県米沢市大字大沢姥湯1  tel:090-7797-5934

車で辿り着ける、温泉山小屋

 福島から米沢へ抜ける板谷峠から、山形県と福島県の県境にある吾妻山の北麓に入り込んだところにあるのが、姥湯温泉枡形屋である。電車で訪ねる際には峠駅まで迎えに来てくれる。アプローチの林道は道幅が狭く、特に滑川温泉から先は傾斜もきつくなる為、車で訪ねる場合も山道に自信が無い場合は、屋根のついた広い峠駅に車を停め迎えに来てもらうのもよいだろう。板谷峠から約30分、車の山旅で姥湯温泉の駐車場に到着。此処から吊り橋を渡り、200m位坂を登ったところが姥湯温泉枡形屋だ。
 宿のある場所は標高1200m。温泉宿というより、車で行ける「山小屋」に良い温泉が湧いているといった感で、宿の両脇は切立った崖、宿の奥の谷筋を少し登れば吾妻山稜線で、山好きには絶好のロケーションだ。宿泊の受付を済ませて通された部屋もシンプルな作りで、設備の整った山小屋という雰囲気だ。
 お湯は宿のすぐ裏手、谷筋を少し登ったところで自噴していて、ここからたっぷりと湯舟に注がれていた。何といっても素晴らしいのが露天風呂。宿の裏手を少し登ったところに、手前から女性用の「瑠璃の湯」、混浴の「薬師の湯」と「山姥の湯」があり、硫黄の香りが漂う乳白色の湯がかけ流されていた。湯につかり山稜へと続く崖を眺めていると「何か登山している途中で湯につかって一服している」感じがしてきた。内湯も男女別に小さな湯舟がそれぞれ設けられていて、殆ど貸切り状態で静かな湯浴みが出来る。
 食事は山奥の宿だけあって豪華さはないが、丁寧な山里料理が並んでいた。何種類かの山菜料理、鯉の洗い、鯉の煮付、山菜の天婦羅、のそれに山形牛のミニステーキをオプションでたのんだが、美味しく頂くことが出来た。
遠い山奥にある季節営業の宿、アプローチが簡単ではないが、今度は季節を変えて訪ねてみたい。

クリックすると拡大します。

一番奥の山姥の湯

右奥にある薬師の湯

夕食の膳、これに牛ステーキと山菜天婦羅が付いた。

朝食の膳