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みどり荘
鹿児島市から薩摩半島を横断して吹上浜へ出た所にあるのが、吹上温泉みどり荘である。自然林に囲まれ、穏やかな水面を見せるみどり池の脇にある。小鳥のさえずりと、時折湖面を揺らす魚の音が静寂を破る、何とも落ち着いた場所だ。ここの御湯が温泉が素晴らしい。とろっとした肌触りで、此処に来るために遠出をしたくなる程だ。
またこの宿は、第二次世界大戦中に特攻隊員が出撃前の休養の地とした場所で、池のほとりに立つお堂では、今でも戦場に散った特攻隊員の霊を慰めている。
宿泊 2015年1月、2016年10月、2018年2月、2019年1月
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泉質
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単純硫黄泉
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湯量等
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40ℓ／分、59.6度、自家源泉、源泉かけ流し、
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浴槽
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内湯 2
露天 2
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鹿児島県日置市吹上町湯之浦910 tel:099-296-2020
池のほとりでの静かな湯浴み
この宿に逗留した斎藤茂吉や吉田玄次郎の歌碑が立つ門をくぐると、綺麗な庭の向こうに穏やかなみどり池が見えてくる。池沿いの傾斜地に部屋が点在しているが、どの部屋からも穏やかな池が望める。小道を奥へ進んだところにあるのが大浴場。そしてその先の池の畔に、男女別の露天風呂があった。ここの御湯はとろっとした感じで、実に気持ちよく肌の上を流れる。心休まる湯浴みは実に気分が良い。
食事も初回は平日で人数が少なかったからか部屋食で、一品づつ運ばれてきた。二回目に泊まったのは土曜日だったからだろう、奥手にある食事処で供された。ミニステーキの他、「きびなご」や黒豚のしゃぶしゃぶ、薩摩揚げと、鹿児島らしい料理が続く。土瓶で温めた焼酎のお湯割りを頂きながら、美味しく頂くことが出来た。
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 みどり池の湖畔に建つ「みどり荘」
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 池の畔の露天風呂。纏わりつく様でさらっとした御湯が肝と良い。
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 みどり池の周りを遊歩道が周回している。
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 池のほとりのお堂。かつて特攻隊員が出撃する前の一時を過ごしたこともあるみどり荘。その霊を今も慰めている。
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