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丸駒温泉旅館
「支笏湖の水位と連動して深さが変わる天然露天風呂」、そんな温泉があるのが支笏湖畔の一軒宿「丸駒温泉旅館」だ。支笏湖の美景を眺めながら入れる露天風呂には、湖面に面したデッキの様に作られ、湯舟の横にはベンチも置かれている。ここで景色を楽しみながら湯浴みするのも良いが、宿の一番奥、渡り廊下を下った先には、足元自噴の露天風呂がある。此処の湯の深さが、支笏湖面の高さと連動しているのだ。訪ねた時には水位が上がっていて、湯の底に敷かれた簀の子の上に立った状態で、肩まで湯に浸かる事が出来た。
宿泊 2016年9月
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泉質
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ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
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湯量等
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500ℓ／分、47～53度、自家源泉、源泉かけ流し、
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浴槽
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内湯 5
露天 6
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住所北海道千歳市幌美内7番地 tel:0123-25-2341
湖畔の湯浴みと支笏湖クルーズ
丸駒温泉を訪ねたのは9月中旬、支笏湖の辺りは紅葉までもう一息の様だ。宿に着いて早速支笏湖に面した露天風呂に向かう。湖畔に突き出るように設けられたデッキに設けられた露天風呂、静かな湖面を眺めながらの湯浴みは気持がよい。丸駒温泉は、2011年の10月に恵庭岳に登ってから帰りり立ち寄り、何時か泊まりたいと思っていたのが漸く実現した。体を温めてから、渡り廊下を下った先にある足元自噴の露天風呂に向かうと、階段の一番下が水に浸いていた。支笏湖の湖面が上がるにつれて、湯殿の水位が高くなったようだ。湯殿の奥半分は深すぎて危険という事で、ロープが張られている。手前半分の湯殿も、其処に敷かれた簀の子に立って、丁度顔が出るぐらいだ。湖面の高さの湯殿、初めての経験だった。食事は部屋食、オーソドックスなメニューではあるが、刺身がとても美味しかった。
翌日、宿泊者限定の支笏湖クルーズに参加する。支笏湖に面した丸駒温泉の前庭には小さな桟橋があって、ここから約40分の支笏湖クルーズが出ているのだ。湖畔に人工物が殆どない支笏湖から、恵庭岳のすぐ下まで湖面を駆ける船旅は実に爽快だった。
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