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樅峰苑
雄物川の畔にある強首温泉。そこで立派な門構えと建物で、一目でそれと判るのが樅峰苑である。この付近450町歩を有する大地主の本宅で、唐破風の玄関が宿泊者を迎えてくれる。建物は大正六年に完成したもので、国の登録有形文化財にも指定されている。お湯は黄土色をしたナトリウム泉で、内湯の他に貸切の桧の半露天風呂が2つあり、庭と緑を楽しみながら、ゆったりとした一時を過ごすことが出来た。
宿泊 2015年5月
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泉質
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ナトリウム・塩化物強塩泉
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湯量等
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246ℓ／分、49度、自家源泉、源泉かけ流し、
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浴槽
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内湯 2
露天 2(貸切)
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住所:秋田県大仙市強首字強首268 tel:0187-77-2116
疲れのとれる御湯とモズク蟹料理
宿に着いて靴を脱ぐと、ピカピカに磨かれた木製の廊下が目に止まった。大正ロマンの香りを漂わせる建物は、宿屋というより田舎の本家を訪ねた様な気分にさせられる。早速風呂へと向かった。早い時間に着いたので、先ずは桧の貸切半露天風呂へ。大きな丸い湯殿が特徴的で、鉄分を含んだ黄土色のお湯は疲れがよく取れる様な気がした。半露天の貸切風呂は2つあり、1回30分で次の人と交代となる。もう一つの桧風呂は四角形で湯舟の形が四角形だった。
食事は山菜の和え物や鯉の煮付など、故郷の料理が中心だが、此処で初めて食べたのがモズク蟹の料理。味噌を煮付けたものや唐揚げが並び、当地に来なければ食せない食べものが頂けたのが良かった。 
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