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HOME > 山寄①MyBestお湯巡り > 山寄①湯巡10、広河原温泉

間欠泉 湯の華

 山形県南部の飯豊山麓に、入浴する事が出来る自噴温泉がある。それが広河原温泉「湯の華」だ。露天風呂の真ん中に間欠泉の噴出口があり、30~40分毎にお湯を勢い良く噴き出している。一回噴出が始まると、徐々に吹きあがる泉の高さが高くなり、約5分間の間欠泉ショーが始まる。露天風呂は男女別に設けられた内湯から行ける混浴の湯船で、御湯の温度は温い。長湯をしながら、間欠泉が吹きあがるのを待つのも良いかもしれない。

宿泊 2016年8月

泉質
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
湯量等
500ℓ/分、35.1度、自家源泉、源泉かけ流し、加温あり
浴槽
内湯 2
露天 1

住所:山形県西置賜郡飯豊町大字広河原湯の沢448-2   tel:050-5534-3431

入浴できる間欠泉

 国道から飯豊山の山懐に設けられた田舎道を走る事約30分、漸く広河原温泉「湯の華」に到着する。手前の駐車場に車を停め宿に歩いていくと、宿の外に設けられた温泉から御湯が流れ出て、流れに沿って茶色の温泉成分が溜まっているのが見えてくる。湯の成分の濃さに期待しながら、部屋に荷物を置いて早速風呂へ向かった。風呂は男女別の内湯が1つづつあり、そこから繋がっているのが混浴露天風呂の真ん中に間欠泉はあった。内湯の湯殿に浸かっていると早速間欠泉が吹き上がる。最初はコボコボと10㎝ぐらい吹き上がる御湯が、30病もすると高さ1mを越える吹き上がりになった。訪れたのは8月で天気が良く、露天風呂には良い日だったのだが、昼間は大きなアブが煩く、ゆっくり露天風呂に入っている雰囲気ではない。広河原温泉周囲の自然が深い証拠だろう。夏に間欠泉の露天風呂にゆっくり入るのならば、夕暮時、そして朝が良いだろう。
 宿の食事は、フロント奥の大広間で頂いた。山形という事で庄内牛のミニステーキが供され美味しく頂いたが、この日一番の御馳走は岩魚の刺身。さっぱりとした川魚の刺身は、山深い宿に来たことを改めて実感させてくれた。

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