泉質
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カルシウム硫酸塩泉
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湯量等
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240ℓ/分、42~57度、自家源泉、源泉かけ流し、一部加温
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浴槽
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内湯 3
露天 5
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住所:福島県岩瀬郡天栄村湯元字下二俣5 tel:0248-84-2311
木漏れ日の中、渓流沿いの湯浴みを楽しむ
車で宿に近づくと道が砂利道になる。駐車場ももちろん砂利道。辺りのブナ林を傷めない為、あえて舗装していないという。立派な門を潜り、よく手入された小脇を進み本館へ。受付を済ませてから、早速渓流沿いの温泉へ向かう。
あすなろ荘には6本の自然湧出の源泉があり、独立した温泉小屋にある自噴泉、男女別の内湯、男女別の渓流露天に、源泉がたっぷりと注がれている。渓流沿いの露天風呂はブナ林に囲まれ、手を伸ばせば二岐川の渓流に届くほど眺めの良い。丸いお椀の様な形をした湯船の底には、川の水量が増した時に入り込んだのか、小石が幾つか転がっていた。渓流の流れる音に包まれ、肌触りの良い柔らかな湯につかっていると、時間がたつのを忘れるほど気分が落ち着く。
次に向かったのが自噴泉。底の岩の割れ目から湯が沸いている様だ。湯船の底がでこぼこしている事から、昔ここが川底だった事が伺える。湯として選ぶのなら自噴泉になるかと思うが、気分の良さからいうと渓流沿いの露天風呂に軍配があがり、宿泊中何度も通ってしまった。
あすなろ荘は、食事もなかなか工夫連れている。泊まった時期が6月だった事もあると思うが、地元で採れた山菜が多彩な料理で食卓を飾ってくれた。今度は違った季節に訪ねてみたいと思う、大丸あすなろ荘である。
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