丸屋旅館
東北らしい温泉街が残る、山形県の肘折温泉。朝には通りに市が立ち、狭い路地の両側には歴史を感じさせる湯宿が並んでいる。歴史を感じさせる外観ながら、中は和モダンな宿に改装されて、快適に過ごせる宿が丸屋である。とろっとした御湯で体を休めてから頂いた、多彩な山菜料理が美味しかった。
宿泊 2015年6月、2019年8月
泉質
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ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
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湯量等
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不明ℓ/分、65.9度、源泉かけ流し、一部加水かけ流し
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浴槽
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内湯 4
露天 1
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住所 山形県最上郡御大蔵村大字南山519 tel:0233-76-2021
湯治場にある和モダンな宿での湯浴み
2007年に、開湯1200年を迎えた肘折温泉。風情ある街並みを歩いていくと現れる、木造3階建ての風格ある建物が丸屋旅館の建物だ。玄関の暖簾をくぐると、明るくリノベーションされた内装が目を引き、歴史ある外観を残しつつも内側は快適な空間が広がっていた。幾つかある浴室を順に巡ったが、白濁した御湯が実に心地よかった。初めて訪ねたのが6月初旬で、季節がら多彩な山菜料理が供され、味付けにも工夫があり美味しく頂くことが出来た。宿は温泉街のメインストリートに面していて、翌朝は朝市を見下ろすことが出来る。朝市では無料の山菜汁が配られていて、これも美味しく頂いた。歴史ある東北の温泉街を楽しみながら落ち着ける宿として、申し分ない湯宿であった。
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