吾妻屋旅館
天元台へのロープウエー山麓駅がある白布温泉から、急な山道をしばらく登った処にある一軒宿が、新高湯温泉・吾妻屋である。スタッドレスを履いていたものの凍り付いた雪道が不安で、スキー場の駐車場に車を預けて宿の車で迎えに来てもらった。辿り着いた宿が、冬山の斜面にへばり付く様にして立っいたのが印象的だ。気持良かったのか雪中の露天風呂で、なかなか趣のある湯浴みを楽しむ事が出来た。
宿泊 2015年2月、
泉質
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含硫黄・カルシウム・硫酸塩泉
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湯量等
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170ℓ/分、55.6度、自家源泉、源泉かけ流し、
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浴槽
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内湯 2
露天 5
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住所 山形県米沢市大字湯の入沢3934 tel:0238-55-2031
雪山の中の一軒宿
天元台へと架かっているロープーウエーの下、林道を登り詰めた処にある一軒宿が、新高湯温泉吾妻屋旅館である。民家がそのまま温泉宿になった様な素朴な宿で、静かな湯浴みを楽しむ事が出来る。裏山で沸く源泉が幾つもの湯船にたっぷりと注がれていた。宿から出て一段下がった処に設けられた露天風呂は、屋根のかかった大きな湯舟の他に、太い丸太や木の株をくり抜いて湯舟にしている物もあり、好みの湯舟で寛げる。雪山景色を眺めながらの湯浴みは格別だった。
食事は御膳で部屋へ運んでくれる。岩魚の塩焼きと刺身、何種類かの山菜と玉蒟蒻を頂いていると、ジュウジュウ音を立てる山形牛のステーキが、鉄板に乗せられて出てきた。シンプルながらもとても美味しく頂くことが出来た。今度は季節を変えて、また訪ねてみたい宿である。
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