新野地温泉相模屋
安達太良山塊の懐深くに沸いているのが、新野地温泉である。宿の裏手には、高く蒸気を上げる湯の噴出口があり、シュウシュウと硫化水素の噴気を上げていて、ふんだんに湯を供給していた。如何にも秘湯に来たという趣があり、特に宿から屋外に設けられた木道を歩いた先にある野天湯は、何度となく行きたくなる趣のある湯舟であった。
宿泊 2020年9月
泉質
|
硫黄温泉
|
---|---|
湯量等
|
120ℓ/分、88度、加水あり
|
浴槽
|
内湯 4
露天 5
|
住所 福島県福島市土湯温泉町字野地2 tel:0242-64-3624
木の芽ソースで頂く岩魚の塩焼
食事は大広間で頂く。椅子とテーブルなのがありがたく、くつろぎながら頂けた。料理は平均的な温泉宿の料理だが、美味しかったのが岩魚の塩焼き。木の芽ソースで頂くのだが、これがとても美味しかった。残念だったのが酒の在庫で、ワイン等メニューにあるのに在庫が無いものが何点もあった。ただ今年は、コロナの影響で客足が悪かったので致し方ない面はあるのだろう。食事は朝御飯も美味しかった。
温泉は野天湯の他に、野天湯への出口付近に男女別の内風呂と、本館2階に男女別の内風呂がある。本館の風呂の内、初日は女湯、2日目は男湯となる湯には露天風呂が付いている。此処からは天気が良ければ、裏手の鬼面山を眺めながら湯に浸かれるのだが、生憎霧がかかり山景色が見れなかったのが残念だった。
クリックすると拡大します。