このサイトについての説明を入力します。

HOME > 山寄①MyBestお湯巡り > 山寄①湯巡44、新野地温泉相模屋

新野地温泉相模屋

 安達太良山塊の懐深くに沸いているのが、新野地温泉である。宿の裏手には、高く蒸気を上げる湯の噴出口があり、シュウシュウと硫化水素の噴気を上げていて、ふんだんに湯を供給していた。如何にも秘湯に来たという趣があり、特に宿から屋外に設けられた木道を歩いた先にある野天湯は、何度となく行きたくなる趣のある湯舟であった。

宿泊 2020年9月

泉質
硫黄温泉
湯量等
120ℓ/分、88度、加水あり
浴槽
内湯 4
露天 5

住所 福島県福島市土湯温泉町字野地2  tel:0242-64-3624

硫黄泉ながら軽い気持ちの良い野天湯

 新野地温泉に着いたのは13時過ぎ、天気に恵まれずに山行を軽くしたために早く着いた。チェックインは2時からなのだが、20分程で準備を整えてくれて部屋へ案内された。早速温泉に向かう。まずは新野地温泉の代名詞となっている野天湯へと向かう。宿の建物から、渡り廊下で裏の窪地へ下り、屋外の木道を歩いた先に野天湯はあった。近くで噴気を上げる温泉の音を聞きながら入る白濁油は格別で、とても落ち着く。宿に滞在中に何度も入りに行った。

クリックすると拡大します。

木の芽ソースで頂く岩魚の塩焼

 食事は大広間で頂く。椅子とテーブルなのがありがたく、くつろぎながら頂けた。料理は平均的な温泉宿の料理だが、美味しかったのが岩魚の塩焼き。木の芽ソースで頂くのだが、これがとても美味しかった。残念だったのが酒の在庫で、ワイン等メニューにあるのに在庫が無いものが何点もあった。ただ今年は、コロナの影響で客足が悪かったので致し方ない面はあるのだろう。食事は朝御飯も美味しかった。
 温泉は野天湯の他に、野天湯への出口付近に男女別の内風呂と、本館2階に男女別の内風呂がある。本館の風呂の内、初日は女湯、2日目は男湯となる湯には露天風呂が付いている。此処からは天気が良ければ、裏手の鬼面山を眺めながら湯に浸かれるのだが、生憎霧がかかり山景色が見れなかったのが残念だった。 

クリックすると拡大します。

宿の裏手でふんだんに湯が湧いている。

野天湯は趣があった。

夕食はオーソドックス。木の芽ソースで頂く岩魚の塩焼きが絶品だった。

朝食も美味しく頂けた。