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石割桜

石の割れ目を押し広げて立つ桜

 盛岡市の盛岡地方裁判所の前にある一本桜。大きな花崗岩の裂目に根付いた桜が、成長と共に石を割ながら大きくなった生命力に圧倒される。見ていると、不可能なことは無い様にも感じる桜だ。以前は五月始めに花を付けていたが、最近は4月後半に満開を迎える。国指定天然記念物。
 2010年の5月連休は、東北北部の山旅に出かけましたが、その手始めに盛岡市内にある石割桜を訪ねます。前日の夜8時に東京を出発、常磐道経由で東北道を北上。花巻PAで仮眠をとり、先ず向かったのが盛岡の中心部にある「石割桜」でした。大きな石の間から桜が生えています。石の割れ目に落ちた桜の種が根を生やし、成長とともに石の割目を大きくしながら育っている様は、生命力の強さを感じさせます。この日はその後、盛岡から安家森の登山口へ行きましたが、強風と雨の為に登山を断念。十和田市の美術館に立ち寄ってから、陸奥市へ移動して、2日目に下北半島の縫石堂山と風越烏帽子に、3日目に兜明神岳に登りました。

2010年5月1日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
400年
場 所
岩手県盛岡市内丸9-1盛岡地方裁判所内