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伊佐沢の久保桜

坂上田村麻呂の伝説を持つ桜の古木

 約1200年前、征夷代将軍だった坂上田村麻呂と地元の豪族久保氏の娘お玉が思慕の中となるも、その後お玉が亡くなった事から、お玉を偲んで植えられた桜と伝わっている。「久保桜」または「お玉桜」と呼ばれ。花数は少なめだが、年月を感じさせる古木に花を付ける様は絵になる。国指定の天然記念物。
 2011年の5月3日、連休を利用して山形の桜を見に行くことにします。山形の置賜地方には桜の古木が沢山残っていて、「置賜さくら回廊」あるいは「古典さくらの里」などとも言われています。例年4月の後半が見頃なのですが、今年は雪が多く例年より1週間ほど開花が遅れました。 結果、5月連休が見頃の時期と重なったのです。最初に訪ねたのが「伊佐沢の久保桜」で、樹齢は1200年。早朝から沢山の人が桜を見に来ています。満開まであと僅かといったところで、風格ある枝一杯に花を咲かせていました。この日は、白銀の朝日連峰をバックに満開の置賜の桜を巡ります。

2011年5月3日、 2015年4月26日

2011年5月3日

2011年5月3日

2015年4月26日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
1200年
場 所
山形県長井市上伊佐沢字蜂屋敷2021