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弘法夫婦桜

墓守の夫婦桜

 小高い丘の墓地に立つ夫婦桜。枝折の少ない桜で、2本の色が微妙に違うのが面白い。弘法大師が開寺したとう云い伝えがある事から「弘法桜」と呼ばれている。舗装道路脇には弘法桜の標識がある。訪れる人が少ない穴場的な桜で、丘下の林道から桜の側へ上がる道が伸びているが、分岐には標識が無かった。
 2019年4月20日の福島桜旅で、最後に訪ねたのが「弘法桜」です。樹齢400年を超える彼岸桜が二本並んでいて、色が少し違うのが面白く感じます。畑の中にある小さい丘に登る道の両脇に、同じ様な形をした桜が並んでいて、「上り坂の上で手招きしている」様な立ち姿が印象に残る桜でした。今度は夫婦桜だけを10本選んでみようかな。
 この日は三春周辺で18本の桜を巡りましたが、青空をバックに見事な枝振りの桜と出会うことが出来ました。郡山の蕎麦屋で昼食をとってから、この日の宿がある二股温泉へと向かいました。

2019年4月20日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
250年
場 所
福島県田村郡三春町沼沢