このサイトについての説明を入力します。

HOME > 桜紀行 > 個別の一本桜 > 一本桜①東北 > 馬の墓種蒔桜

馬の墓種蒔き桜

畑の中にある扇の形をした桜

 馬ノ墓集落の畑の中にある事から「馬ノ墓種蒔桜」と呼ばれ、春の種蒔の目安とされてきた。周囲が開けているので遠くからも良く見える。根元が一部空洞化している様だが、枝一杯に見事な花を付けていた。
 2017年4月23日、甲子温泉の大黒屋から会津に向かい、「千歳桜」の次に訪ねたのが「馬の墓の種まき桜」です。この日は次に「石部桜」を訪ねる予定にしていたのですが、「千歳桜」の傍らで会津美里町の一本桜を紹介するパンフレットを配布していて、貰ったパンフレットを見ると、近くにも立派な一本桜が紹介されていました。その中から、「文殊院知恵桜」、「馬の墓の種まき桜」、「宮川の千本桜」を訪ねましたが、特に素晴らしかったのが「馬の墓の種まき桜」でした。宮川の東側にわたり少し走ると、畑の中に饅頭の様な一本桜が見えて来ます。「馬の墓の種まき桜」です。辺りが平らな畑で遮るものの無い大地に、すっくと立っている一本桜。樹齢300年のベニヒガン桜で、青空にピンク色の花が映えているのが美しい。折からの風に吹かれ、辺りは花吹雪が舞っています。千歳桜を訪ねた御蔭で、新しい桜と出会うことが出来ました。

2017年4月23日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
300年
場 所
福島大沼郡会津美里町旭三寄馬の墓