このサイトについての説明を入力します。

HOME > 桜紀行 > 個別の一本桜 > 一本桜➁関東 > みつこ桜

住宅地脇に咲く山桜の大木

 多摩湖北岸の丘陵地帯の、かつて茶畑だった丘陵に咲く山桜の大木。桜の周囲は木が仮払われ、広々としている。辺りは日当たりの良い草原になっていて、桜の木の脇まで自由に入れる。桜の下では子供が遊んだり、地元の人がシートを広げお弁当を食べていた。地元に親しまれている桜である事が良く判った。
 みつこ桜は多摩湖北岸の丘陵にある一本桜です。県道から住宅街の細い道に入り、多摩湖北岸の周回道路に出る少し手前にあって、2023年の3月21日に訪ねました。樹齢は100年未満の若い桜ですが樹勢が旺盛で、訪ねた時も大きな花を付けていました。元は茶畑の中に芽吹いた桜を、所有者の方が大切に育てられたとの事。桜の周りは芝生になっていて、近所の子供達が賑やかに走り回っていました。桜の古木というと、根を保護するために周囲が立入禁止になっている桜が多いのですが、みつこ桜に花見に来ている多くが御近所の方の様で、人数も少ないからなのでしょう。桜の周囲に柵が無く、そのぶん桜が身近に感じられました。

2023年3月21日

種 類
山桜
樹 齢
不詳
場 所
埼玉県所沢市山口2193