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氏邦桜

関東で一番早く満開となる一本桜

 北条氏市拠点だった鉢形城にある桜の巨木で、関東圏では最も早く満開となる江戸彼岸の巨木。二本の幹が一旦伐採され、その株元から十二本の芽が出て成長したもので、下から見上げるとイチョウの葉の様に枝が広がっている。根回り6.5m、樹高18m、枝は東西2.5m、南北21.8mの巨木。 
  氏邦桜を初めて訪ねたのは2020年の3月20日。新型コロナ感染症が広がり始めた春ですが、この時は未だ行動制限の前でした。氏邦桜は河津桜などを除けば、関東の一本桜で最も早く花を付ける一本桜の一本です。北条氏の鉢形城跡にある江戸彼岸の巨樹で、一本の支えもなく自立している樹勢の良い桜でした。桜の立つ場所は鉢形城の土塁の斜面で、城の縄張りも良く分かる場所です。桜を愛でながら城跡を巡るのも楽しいでしょう。この桜は2023年3月21日にも再訪して、満開の桜を楽しみました。

2020年3月20日、2023年3月21日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
800年
場 所
埼玉県寄居市