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2本の枝垂れ桜の共演

 かつて秩父宮雍仁親王が住まわれた御殿場御所が、平成8年に御殿場市に遺贈され、平成15年に開園した秩父宮記念公園。そのシンボル的な存在が、園内奥の母屋の両側にある枝垂桜である。母屋南側にある桜は遠くからも良く見え、近づくと木の陰から母屋北側にある桜が現れる。枝振りは母屋北側にある桜の方が良い様に感じたが、二本の桜の共演を楽しむのが良いのだろう。
 2023年の4月1日、富士宮で「刈宿の下馬桜」を訪ねた後、静岡の桜を巡りながら東へと移動。最後に訪ねたのが御殿場にある秩父宮公園です。天気の良い日で花見客が大勢訪れています。幸い公園前の駐車場に車を停めて、入園することが出来ました。園内には2本の枝垂れ桜がありましたが、特に奥に咲く大きい奥の桜は、木の上部に花弁が集中していて、近くで見るより遠くから見る方が奇麗に見えました。園内では桜祭りが開催されていて、無償で桜の苗木を頂いたのですが、自宅の鉢には根付かなかったのが残念です。

2023年4月1日

種 類
枝垂れ桜
樹 齢
130年
場 所
静岡県御殿場市1507-7