紅葉の山景色を見に、八方尾根を訪ねました。天気は上々でしたが、唐松岳や白馬三山には雲がかかり、スカッとした山景色が見れなかったのが残念でしたが、草紅葉や新雪を被った山景色を楽しむ事が出来ました。訪ねた日は、リフト乗り継ぎ場脇の蒲池湿原の紅葉が見頃でした。　

　何時か訪ねたいと思っていた奥入瀬渓谷と十和田湖に、漸く訪問する事が出来ました。休屋よりシャトルバスで渓谷に入り、「阿修羅の流れ」から「雲井の滝」までを散策。渓流の音を聞きながら、のんびり歩きます。その後は遊覧船に乗って、十和田湖の紅葉を楽しみました。

　新潟県にある里山、菱ヶ岳と五頭山を訪ねました。村杉温泉の奥にある登山口から菱ヶ岳に登り、稜線を辿り五頭山の頂を踏む周回コースをとります。紅葉は3～7合目辺りが見頃で稜線部では葉を落としている木も多かったですが、天気に恵まれ錦秋の山を楽しむことが出来ました。五頭山は、新潟県の人にとっては東京の高尾山みたいなものなのでしょう。登山者の多さには驚きました。

　湖東三山とは滋賀県にある古刹で、百済寺、金剛輪寺、西明寺の総称です。天平から平安初期に建てられた趣のある山寺で、特にも紅葉の季節が素晴らしい。今回は、西明寺の代わりに百済寺の南にある永願寺を加えた3社を巡り、古刹の紅葉を楽しみました。

　先週末は未だ青葉の残っていた百済寺の楓が見事に色付き、見頃になっていました。百済寺を訪ねる多くの人は、駐車場から上にある庭園や本坊を訪ねていましたが、駐車場より下にある赤門から伸びる表参道の、苔生した石畳と紅葉の取り合わせが素晴らしく、最も百済寺らしい紅葉が楽しめます。次に訪ねたのが、湖東三山で一番北にある西明寺。この寺には、国指定の名勝庭園にも指定されている「蓬莱園」があり、十二神将を表す石組や苔生した庭と、見頃の紅葉が素晴らしい景色となっていました。　

　山の会の忘年山行で、高尾山を訪ねました。紅葉はピークを少し過ぎた感じでしたが、まだまだ奇麗。紅葉と冬枯れの山景色を楽しみながら、のんびりと登ります。昼頃になるとすごい人出となり、下山路は渋滞になる程。途中から琵琶滝へと下る登山道ルートを下ります。風のない快晴の一日で、紅葉と冬の山景色を楽しむ事が出来た高尾山でした。