合戦場の枝垂桜
菜の花畑に浮かぶ姿が美しい桜
平安時代の末期に、八幡太郎義家と地元の豪族阿部貞任・宗任兄弟が戦った古戦場近くにある事から、「合戦場の桜」呼ばれる様になった。菜の花畑越しの写真では1本の枝垂桜の様に見えるが、実は二本の桜が並んで立っている。丘の下から菜の花の斜面を見上げる様にしたアングルが人気で、花期には大勢のカメラマンが三脚を並べている。市の天然記念物。
2010年4月26日、三春の桜を巡ってから二本松に移動して訪ねたのが「合戦場の枝垂れ桜」です。この桜、良く見ると2本の桜の木が寄り添うように育っていて、遠目には一本の大きな桜の様に見えていました。ここは有名な桜らしく出店も出ていて、写真目当ての人の他、観光バスで訪れる人も来ていました。南面の高台にあり、辺りの菜の花との取り合わせが見事でした。この日は、三春から田村・二本松周辺の桜を堪能してから阿武隈の鎌倉岳に登り、木々が芽吹き始めた春の山を楽しみました。「合戦場の枝垂れ桜」は、2019年の4月22日にも訪ねましたが、この時が満開直後で花の色も濃く、一番良いタイミングでした。
2010年4月26日、2019年4月20日
種 類
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枝垂桜
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樹 齢
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200年
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場 所
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福島県二本松市東新殿大林
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