森林の中にある広場に一本聳える大桜
県道から細い林道を約1キロ入った処にある「滝の沢森林公園」の開けた処に、一本育った江戸彼岸桜。根本の斜面には石仏が並んでいる事から、修験社の行場に一本植えられた桜なのかもしれない。市指定の天然記念物。
信州北部の長野市は果樹栽培が盛んな土地です。果樹園から山裾に入る林道を少し入った処に、ひっそりと一本の巨桜が立っていました。訪ねたのは2023年の4月8日。焼津で開かれた山の会の前に、見頃の桜のエリアを確認すると、既に桜前線は随分と北上。長野県北部の桜が満開との事で、長野北部の桜を見てから静岡に南下する計画を立て、最初に訪ねたのが柳沢の江戸彼岸でした。緑の杉林の中に一本だけ花を付けている姿は、この樹が御神木であるかの様な光景です。何か神々しいものを感じた、柳沢の江戸彼岸でした。
2023年4月8日
種 類
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江戸彼岸桜
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樹 齢
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不詳
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場 所
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長野県中野市柳沢滝ノ沢1726
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