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黒部のエドヒガン桜

菜の花畑に咲く扇形の桜

 長野県北部の高山村には立派な一本桜が多いが、その代表が黒部のエドヒガンだ。扇状地系の見晴らしの良い圃場の一角にある。木の根元には十二宮が祀られている。
 2014年4月26日、長野市にある「神代桜」を見てから、高山村の桜を巡ることにします。高山村には何本もの一本桜がありますが、特に見事だったのが「黒部のエドヒガン」です。広々とした畑の真ん中に立つ樹齢500年の江戸彼岸の巨樹で、周囲に植えられた菜の花とのコンドラストが見事でした。日当りの良い場所で、気持ちよく枝を伸ばしている姿が印象的でした。この桜は、2016年4月17日にも再訪しました。南信濃の桜を巡り「塩鹿温泉の元湯山塩館」に泊まった翌日、雨の南信濃から転進し、青空のある北信濃・高山村の桜を訪ねる事にします。朝からの雨も、松代城に立ち寄り、松代の街で蕎麦を食べている間に上がります。青空ものぞく様になった中、最初に訪ねたのが「黒部のエドヒガン」。伊那より北信へは1週間弱、伊那より開花が遅く、「黒部のエドヒガン」は満開少し手前で、花の色が濃く感じました。菜の花畑に、良く映える桜が見事でした。

2014年4月26日、 2016年4月17日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
300年
場 所
長野県紙高井郡高山村黒部