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2018年に新種と認定された「クマノ桜」の巨木

 熊野桜は2018年に新種として認定された、日本で一番新しい種類の桜である。三重県、奈良県、和歌山県の南部に自生していて、樹形は東北に多いオオヤマザクラに似ている。「長尾美春桜」は、県道40号線沿いに立っていて、濃い紅色の花を樹冠全体に咲かせる姿が美しい。
 24年の春に訪ねた熊野。小森ダム湖畔に咲く「妙光桜」、特に花を早くつける「静流桜」、古木で苔生した姿が風情のある「園通庵桜」と、紀和町の熊野桜を巡礼して、最後に訪れてのがこの「長尾美春桜」です。天気が今一つの日だったのですが、「長尾美春桜」を訪ねた時だけは青空が広がります。桜は満開のベストタイミング。紀伊半島随一とも言われる熊野桜の巨木を、心行くまで楽しむ事が出来ました。

2024年3月20日撮影

種 類
クマノ桜
樹 齢
不詳
場 所
三重県熊野市紀和町長尾