薄墨桜
散り際に薄墨色になる桜
三春滝桜、山高神代桜と並び、日本三大桜に数えられている巨樹。蕾の淡いピンク色から、満開の白色、散り際には薄墨の様な色になる事から「薄墨桜」と呼ばれている。何度も枯死の危機に陥るが、手厚い保護で蘇った。継体天皇手植えの桜という言い伝えもある。国の天然記念物。
2011年の春、岐阜高富にある墓参りに行く事になりましたが、時あたかも4月。岐阜にある、かねてから一度見てみたいと思っていた根尾の淡墨桜を訪ねる事にしました。4月19日に混雑を予測して根尾には早朝に車で入りましたが、3月の東日本大震災以降の出控えを反映してか、人は少なめ。樽見への道も混雑が無く、駐車場も余裕がありました。心配された天気も回復。朝日が差し込む時間には、青空も出てきました。淡墨桜は確かに薄紅色をした白色の花弁が特徴ですが、朝日を浴びた一瞬は黄金色に輝いて見えたのが印象的でした。岐阜で墓参と挨拶を済ませた午後は滋賀県へと移動。琵琶湖北岸の高島桜、長浜城と彦根城の桜も見ることが出来ました。
2011年4月19日
種 類
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江戸彼岸桜
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樹 齢
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1500年
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場 所
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岐阜県本巣市根尾板所上段995薄墨公園
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