阿蘇山を背景に赤牛の放牧地に立つ一本桜
南阿蘇村の、見晴らしの良い「あか牛の放牧地」に、阿蘇山を背景に一本立っている。近年桜周辺の整備が進み、近くに馬頭観音が祀ってあることから「観音桜」と呼ばれている。近くにある「一心行の大桜」の樹勢が衰える中、南阿蘇を代表する桜となった。
「観音桜」を訪ねたのは24年の3月末。熊本空港から南阿蘇に向かい「一心行の大桜」を訪ねたのですが、樹勢が衰え花を殆ど付けていませんでした。その後、一心行の大桜から車で10分程移動して訪ねたのが、「観音桜」でした。桜は見頃で大全の見物客が訪れています。桜の傍らには所有者と思われる方がいて、「この桜も以前は藪に覆われた中にあって、それ程花を付けていなかった。周りの草を狩り払い日当りを良くしてから、沢山花を付ける様になった。」と話されていました。辺りは放牧地で桜の時期以外は立入禁止。確かに足元の土はフカフカで、土が踏み固められない事で、桜の木も立派に育ってのだと実感しました。
2024年3月30日撮影
種 類
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山桜
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樹 齢
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100年
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場 所
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熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰
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