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ひょうたん桜

踊っている様な形をした桜

 開けた山の斜面に立つ大桜で、蕾がひょうたんの形に似ている事から「ひょうたん桜」の名がついたと言われる。風雪に耐えたその独特の形が面白く、山景色をバックにした姿が絵になる。この桜に由来して、集落の名前も「桜」になった。県の天然記念物。
 高知県の仁淀川町は清流で有名な処ですが、この町は花の町でもあります。高知市から国道33号線を走り仁淀に入ると、先ず出迎えてくれるのが花桃の花。山の斜面にある集落に花桃が植えられていて、白と紅色の花が目を引きます。国道から「桜」という標識に従って山間部へ入ると、桜集落に辿り着きます。その集落にあるのが、樹齢500年の「ひょうたん桜」でした。訪ねたのは2019年3月30日と31日。桜の古木は枝ぶりが特徴的で、それは何とも味わいのあるものでした。初日が生憎の雨で、翌朝に青空を期待して再訪するも、雲の多い今一つの天気だったのが残念です。この時は五段高原に行く途中だった為、立ち寄ったのは「ひょうたん桜」だけでしたが、仁淀には他にも桜の名所や、山桃が咲き乱れ桃源郷の様な集落もあります。また何時か再訪したいと思った、仁淀の山里でした。

2019年3月31日、4月1日

種 類
江戸彼岸桜
樹 齢
500年
場 所
高知県吾川郡仁淀町桜