2020年9月20日 八島湿原・車山(長野)
夏の終わりの山景色を求めて、霧ヶ峰を訪ねると、草紅葉が秋の訪れを告げていた。諏訪から霧ヶ峰にあがり、最初に訪ねたのが八島湿原。駐車場からトンネルを潜り湿原に出ると、湿原は霧に覆われていた。太陽が昇るにつれて霧は薄くなり、黄金色になった草紅葉が見渡せるようになってきた。快晴で全部見える湿原も良いが、霧に包まれた湿原もまた趣がある。
湿原散策の後、車山高原に移動する。リフトを乗り継いで、霧ケ峰高原最高標高の車山へと上がる。眼下に白樺高原と女神湖が見え、如何にも高原に来たという感がある。山頂からは草紅葉が始まりかけた高原の景色を一望する事が出来た。
2020年10月9日 栂池自然園(長野)
高原の紅葉を見に、白馬の栂池自然園を訪ねた。栂池のゴンドラリフトとロープウエイを乗り継いで、標高1800mまで一気に上がると、木々は秋の装いになっていた。良く整備された自然園の木道からは、霧で幻想的な色紅葉が楽しめた。期待した青空は、台風本土接近で雲が多く雲に隠れたままだったが、色付く高原の風景を楽しむ事が出来た。
2020年10月18日 オロフレ山(北海道)、21日稲厳山(四国)
紅葉の季節、北海道のオロフレ山を訪ねた。今年初めての北海道の山だ。北海道では紅葉の遅いエリアではあるが、登山口へと向かう道路の途中が丁度見頃で、登山口から先の木々は葉を落とし冬支度を始めていた。
オロフレ山の3日後には、四国の中央部にある稲叢山を訪ねた。此方も山頂部の木々は葉を落としかけていて、紅葉の盛りは少し過ぎた様であった。北海道と四国、随分緯度が違うにもかかわらず山の紅葉は似た感じ、今年は10月に一気に温度が下がり、全国で一斉に紅葉が進んだ様であった。
2020年10月24日 稲包山(西上州)
久し振りのカタクリ会の定期山行で、西上州の稲包山を訪ねる。戸損口のある鳥居峠は、既に標高1050m。ここから標高差300mの登りで、大展望の山頂へ漬ける。秋晴れの下、紅葉を楽しみながらの山散歩を楽しみ、秋色に染まる山景色を堪能することが出来た稲包山であった。
2020年10月29日 鬼押・万座・毛無峠(上信)
秋の山景色を求めた、上信国境の御飯岳へと向かったが、その途中で綺麗な紅葉と出会った。軽井沢から嬬恋へと抜ける途中、星の温泉から先は紅葉の中を走る事になる。空いていた行きの時間に見た、真赤な紅葉が印象的だ。朝は先を急いで通過したが、帰路で写真に収める事が出来た。嬬恋から万座へ向かう途中は、一転して黄色に輝く唐松の紅葉が見事だった。毛無峠から御飯山へと歩いたが、峠から上は霧がかかり山紅葉の景色を見る事が叶わなかったのが残念だ。