2015年の桜旅は、奥多摩の弁天山に始まりました。15年のメインの桜旅として5月連休の角館を計画していましたが、4月の気温が高く、桜前線が例年より大分速い速度で北上。急遽4月の後半に、山形の置賜地方の桜を訪ねる事にしました。置賜地方は二度目の訪問でしたが、前回は蕾だった桜が今年は見頃となっている木が多く、何か宿題をやり終えた感のある花旅となりました。
(写真は、置賜の久保桜)
2015年3月22日 弁天山
2015年の花旅は、3月のカタクリ山行での弁天山に始まりました。早咲きの桜も咲き始めていましたが、今回の花旅の主役は梅の花。弁天山への登山道脇や下山路で立ち寄った小峰公園の梅林など、紅梅と白梅の競演は実に見事でした。
2015年4月26日 伊佐沢の久保桜、釜の腰桜
2015年のメインの桜旅として、5月の連休に角館を訪ねる予定にしていたのですが、4月の温度が高く、例年より桜前線の北上が早い。五月連休の角館、桜はどうも終わっていそうだという事で、4月の後半に急遽日帰りで山形の置賜地方を訪ねる事にしました。置賜は2011年にも訪ねていますが、この時は咲き始めの桜が多く、前回蕾だった桜も今回は見頃ではないかとの思いもありました。
最初に訪ねたのが、伊佐沢の久保桜。樹齢1200年のエドヒガン桜で、前回は丁度咲き始めの頃でしたが、今回は満開に。朝は霜が降りるくらいの寒さでしたが、すっくと立ち上がる枝ぶりは見事の一言でした。
次に訪ねたのが釜の腰桜。樹齢800年のエドヒガン桜で幹は立派ですが、主枝はあちこちで折れていて、花を付ける枝は細い枝だけになっていたのが残念です。
2015年4月26日 薬師桜、白兎の枝垂桜、草岡の大明神桜、十二の桜
釜の腰桜の次に向かったのが薬師桜。樹齢1200年のエドヒガン桜で、何か盆栽の様な佇まいに風情がある桜です。こちらは前回来た時が見頃でしたが、今回は半分散りかけでした。
白兎の枝垂桜は、葉山神社の入口に植えられたまだ若い桜で、こちらは前回は蕾でしたが、今日は丁度満開。良い時に来ました。
草岡の大明神桜は枝張り東西29m・南北22mと、人里に植栽された単独の桜としては最大ではないかと言われる樹齢1200年の大桜です。前回来たときは、枯れているのかと思う位、何もつけていない枝だけの木でしたが、今回は白い花を付けています。何か淡雪を纏っている様にも見え、妖艶な雰囲気を漂わせる桜でした。
そして次は十二の桜。地元では「種まき桜」とも呼ばれる樹齢400年のエドヒガンで、古株から三代目となる大木が伸びていたのが印象的でした。
2015年4月26日 山口奨学桜、子守堂の桜、後庵桜、赤坂の薬師桜
この日は、学校の校庭脇に植えられた山口奨学桜に立ち寄ってから、樹齢1000年と言われるエドヒガン桜の「子守堂の桜」、同じく樹齢1000年の古株から新梢を付けた「赤坂の薬師桜」と桜旅を続ました。置賜地域は樹齢を重ねた桜の古木・名木が多く、桜好きにはたまらないエリアです。また機会を見つけて訪ねてみたいなと思った置賜の桜旅でした。