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2016年の桜旅は、桜咲く里山風景が続く奥武蔵の琴平丘陵に始まりました。4月の中旬には高遠城址から南信州・伊那谷の桜を巡り、翌日には以前尋ねた北信濃高山村の桜を訪ねます。ただ例年より春の訪れが少し早い様で、南信濃の桜は、満開から散始めといった処が多かったのが残念した。
 桜旅ではありませんが、6月に訪ねたヒメサユリの高清水公園も、なかなか印象深いは花旅でした。
(写真は、南信濃の駒つなぎの桜)


2016年4月9日 琴平丘陵(奥武蔵)

 2016年の桜旅は、奥武蔵の琴平丘陵で始まりました。カタクリ会の定例山行で、秩父鉄道の影森駅から秩父27番札所の大淵寺へ進み、此処から羊山公園までの丘陵を歩くコースです。大淵寺の山門を潜ると、満開の桜の花びらが舞っていました。春爛漫を絵にかいたような風景です。
 羊山への道は所々でアップダウンを繰り返すものの、概ねは平坦な道で歩き易いルートでした。桜の咲く里山風景を楽しみながらの、のんびりハイク。そしてゴールの羊山公園では、桜と芝桜の競演。春の里山を楽しんだ一日となりました。

大渕寺の桜

大渕寺から登山道へ

登山道の桜

桜と躑躅の競演

羊山公園の桜

2016年4月16日 高遠城址公園

 伊那の高遠城址公園は、桜で有名な城址公園です。その桜を一目見ようと、高遠城址公園を、今回の長野桜旅の最初の訪問地にしました。城址公園の駐車場へのアクセス道は、6時にゲートが空きます。5時30分頃に着いたら車が少なめ。駐車場に車を止め、早速高遠城に向かうと、朝日に染まる桜の花が迎えてくれました。桜は満開を過ぎ、オレンジ色の葉芽が丁度芽吹き始めた処で、葉桜の一歩手前。このオレンジ色の桜も珍しいのですが、やはり満開の花も見たかったなと思った高遠城址公園です。

城址公園入口

満開を少し過ぎた桜

桜の向こうに雪をかぶる中央アルプスの峰々

オレンジ色の桜

高遠城址公園の桜

2016年4月16日 勝間薬師堂の枝垂桜・桑田薬師堂の桜・中曽根のエドヒガン

 高遠城址を後にして先ず向かったのが「勝間薬師堂の枝垂桜」。高遠城址から三峰川を渡り、国道152線の白山トンネルを抜けた直ぐ先にある駐車場に車を停め、畑を少し上ったにありました。高遠城址とは斜面の向きが違うせいか、ほぼ同じ標高なのですが、「勝間薬師堂の枝垂桜」はちょうど満開で、見事な花を付けていました。振り返ると、谷の反対側に桜色に染まる高遠城址を望む事が出来、桃源郷のような風景が広がっていました。
 続いて向かったのが桑田薬師堂の桜です。樹齢1000年と言われる木は、本幹が朽ちていて、傍らの子世代の木が花を付けていました。枝ぶりが見事になるまで、もう少し時間がかかりそうですね。 

勝間薬師の堂枝垂桜

勝間薬師堂の枝垂桜

三峰谷越しに高遠を望む

桑田薬師堂の枝垂桜

美和湖畔の桜

2016年4月16日 中曽根のエドヒガン・光前寺の枝垂桜・黒船桜・駒ツナギの桜

 三峰谷から伊那谷へ下り、天竜川を越えた所にあるのが「中曽根のエドヒガン」です。近くの公民館脇の駐車場に車を停め、集落に入ってすぐのところにあります。樹齢1000年と言われるが樹勢は盛んで、根元にある権現様と良く合った風景。花は満開で、丁度花を散らし始めた処でした。
 次に訪れたのか光前寺。一本桜の巨木はありませんが、沢山の桜が寺の境内を彩っている様は見事なものでした。近くの蕎麦屋で昼を済ませてから、高速で伊那山本まで南下し、国道256号線沿いの「黒船桜」に向かいます。ペリー来航の頃に植えられたとされ、この名前が付けられました。樹齢は140年位ですが、天蓋の様に大きく枝を広げた姿が美しい桜でした。
 この日最後の桜が「駒つなぎの桜」。黒船桜から国道256号を昼神温泉郷へと戻り、園原川を遡ったところにあります。長者屋敷跡の駐車場から、舗装道路を約15分程登った処で、源義経が奥州に下る時に馬をつないだ木だとも言われる、エドヒガンの古木です。水が張られた水田に映る姿が美しい様ですが、残念ながら今年はまだ水が張られてはいませんでした。ただ枝ぶりは見事で、逸見で見ていても見飽きない立派な姿をしていました。

中曽根の権現桜

光前寺周辺の桜

光前寺の枝垂桜

黒船桜

駒つなぎの桜

2016年4月17日 黒部のエドヒガン・水中の枝垂桜 (高山村)

 信州桜旅の2日目は、伊那から北上し北信・高山村の一本桜を目指す事にしました。朝からの雨も、松代城に立ち寄り、松代の街で蕎麦を食べている間に上がります。青空ものぞく様になった中で、まず訪ねたのが「黒部のエドヒガン」。伊那より北信へは1週間弱、伊那より開花が遅いようで、「黒部のエドヒガン」は満開迎える少し手前といった感じでした。菜の花畑に桜か良く映えています。
 黒部のエドヒガンから少し須坂駅の方に戻った所にあるのが、「水中の枝垂桜」です。以前訪ねた時にはまだ咲き始めでしたが、今回は丁度見頃に行き当たりました。時折吹く風に枝が舞い、桜の花びらが空を舞う姿は何とも言えない眺めでした。

黒部のエドヒガン

黒部のエドヒガン

菜の花畑と黒部のエドヒガン

水中の枝垂れ桜

水中の枝垂れ桜

2016年6月18日 高清水公園のヒメサユリ

 桜旅ではないのですが、2016年の花旅の中で印象深いのが高清水公園のヒメサユリです。会津田島から南郷村へ入り、その山奥にある湿原がヒメサユリの群生地「高清水公園」です。群生地の中に設けられた散策路には、早朝から三脚とカメラを持った写真を撮る人が大勢来ていました。それにしても見事なヒメサユリで、立去り難い桃源郷のような場所でした。

早朝の高清水公園

姫小百合の群生地を歩く

一面のヒメサユリ

青空に映えるヒメサユリ

ヒメサユリの花