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HOME > 山寄①湯巡り紀行 > 山寄①湯巡93関東甲信越

関東甲信越地方は、東京からだと出かけ易い地域で、気軽に訪ねられる湯の多い湯旅です。 (2015年以降の記録です)

関東・山梨の湯旅

赤城温泉 滝沢館  2024年2月17日宿泊 

 赤城山麓にある静かな一軒家の温泉が、赤城温泉の滝沢館だ。温泉は渓流沿い設けられ、露天風呂には緑色をした御湯が注がれていた。露天風呂の隣には、源泉がそのまま注がれている亀湯がある。温度は22度と冷たいが、露天の主湯との交互浴が楽しめるのが良かった。ただこの宿の食事が今一つで、食事に工夫があれば再訪したいなと思った温泉である。

蛇の目温泉 たから荘  2024年1月27日宿泊 

 奥多摩にあって、静かな湯浴みが楽しめるのが、蛇の目温泉「たから荘」である。場所柄、山登りの下山後に、汗を流しに立ち寄る客が多い。浴槽は川に面した眺めの良い場所にあり、御湯は癖のないさらっとした御湯だった。食事も美味しく、東京にもこんな温泉宿があったのかと、驚いた湯宿であった。

奥塩原温泉 渓雲閣  2022年11月26日宿泊 

 塩原の温泉街から、日塩もみじラインで10分ほど上がった処にある奥塩原温泉。その中の一軒の宿が渓雲閣である。もみじライン沿いに立つ宿で、部屋数18のこざっぱりとした宿だ。温泉は硫黄泉で、男女別の展望風呂と、露天の貸切湯が二か所設けられていた。湯の質がなんとなく違うように感じ、貸切露天の湯は、何か肌が引き締まったようにも感じた。宿が斜面に立っている為に貸切湯も展望が開け、景色を見ながらの湯浴みが楽しめた。
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貸切露天風呂。

樫立向里温泉ふれあいの湯(八丈島)2022年10月16日 

 八丈島の2日目に、帰る前に立ち寄ったのが樫立向里温泉ふれあいの湯である。一軒屋の立ち寄り湯で、訪ねた時には、ダイバーや釣客など沢山の人で賑わっていた。少し茶色く濁った御湯はトロッとした感じで良く温まる感じのする温泉だった。

ふれあいの湯正面入口。

大丸温泉 大丸温泉旅館  2021年11月20日宿泊 

大丸温泉には50年近く前に、祖母に連れられて来たことがある宿だった。今年再訪の計画を立てるも、予約した1月と8月は緊急事態宣言で急遽キャンセルに。11月になり漸く訪ねる事が出来た。日帰り客のいる15時までは少し混んだ感じがしたものの、それ以降は広い温泉を存分に楽しめた。特に御湯が川になって流れる中に設けられた露天風呂は圧巻で、何度も入りに出かけた。
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湯が川になって流れる露天風呂。

神津島 温泉保養センター  2020年11月20日 

神津島に渡ってから、初日の秩父岳、2日目の天上山の下山後に、2日供に御世話になったのが、日帰り温泉施設「温泉保養センター」である。宿泊が民宿だった事もあり、実に重宝した。御湯はやや茶色がかった御湯で、良く温まる感じがする。11月だったからであろう、訪ねて来ていたのは地元の人ばかりで、観光客はいなかった。1日4便のバスもあるが、レンタカー利用だったので下山後に直ぐに入りに行けた。

鉄分を含んだ御湯は良く温まる。

平家平温泉 こまゆみ荘  2019年2月16日  宿泊

 福島の日山に登ってから立ち寄ったのが、平家平温泉こまゆみ荘だ。川沿いの一軒宿で、広々とした露天風呂には、新鮮な御湯がたっぷりと注がれていた。御湯の質はとても良い様に感じたのだが、残念だったのが食事。どうにも美味しくない。最悪だったのが岩魚の骨酒で、一杯飲んで後は残してしまった。また設備のメンテが悪くシャワーが使えないのも気になった。宿泊料はリーズナブルだったが、自分の泊まりたい宿ではないなと感じてしまったのが、湯が良いだけに残念だ。

気持の良い露天風呂。

沢渡温泉 まるほん旅館  2018年8月25日  宿泊

 2018年の8月、横手山・榛名富士などの軽登山の途中で立ち寄ったのが、沢渡温泉まるほん旅館だ。草津温泉の仕上の湯といわれるだけあって、入浴中は肌に引っかかるように感じる御湯も、湯から上がると肌を滑らかに仕上げてくれる。入るほどに味のある御湯は魅力的だった。ただ食事は残念ながら特徴が無く、「何か一工夫有れば良いのにな」と、感じざるを得なかったのが残念だ。

たんげ温泉 美郷館  2018年1月6日  宿泊

 2018年の正月明け、榛名山等北関東の山旅に出かけた際に泊まったのが、たんげ温泉美郷館である。立派な木をふんだんに使った建物は重厚感があり、メイン浴室となっている鹿鳴館風の湯は、御湯も滑らかで気持ちが良かった。ただそれ以外の湯が随分と落ちる様で、メインの湯殿が素晴らしいだけに残念な感じがした。

桃の木温泉 山和荘  2017年3月18日  宿泊

 春の山旅で尖山や冠着山に登った際に泊まったのが、桃の木温泉山和荘である。正直特に期待していた訳ではなかったのだが、御湯はやわらかな感じのする良い湯だった。また特別感はないものの気持ちの良いもてなしで、居心地の良い宿だった。今度南アに来るときにには再訪したい宿だ。

法師温泉 長寿館  2017年1月   宿泊

 法師温泉のシンボルになつている、鹿鳴館風大型湯殿「法師之湯」。きっと誰もがその写真を一度は目にしたことがあるのではないかと思うこの温泉、実は自噴泉で、底に敷かれた玉砂利の下から、ポコポコとお湯が沸いている。この「法師之湯」があるのが法師温泉長寿館で、明治8年に開設された歴史ある宿だ。玄関横の囲炉裏から客室の障子まで、歴史と趣のある建物が大切に使われていて、旅情を掻き立ててくれる温泉。それが法師温泉である。
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川中温泉 かど半旅館   2016年2月26日  宿泊

 雪の地蔵岳に登ってから、雪の時期の城旅に出かけた際に泊まったのが、川中温泉かどはん旅館である。此処のお湯は三大美人の湯とも言われるほど肌に優しい。加温している浴槽の他に、ほぼ源泉に近い温度の浴槽もあり長湯が出来る。ず~と浸かっていたくなる御湯が印象的な、かど半旅館である。

尾瀬かまた温泉梅田屋旅館     2003年5月   日帰り

新潟の湯旅

杉村温泉長生館 2023年11月3日  日帰り

温泉100名山完登となった菱ヶ岳を下山してから立ち寄ったのが、杉村温泉長生館。日帰入浴締切の14時に何とか間に合いました。杉村温泉は内屈指のラドン泉で、長生館は足利家の末裔から30代続く、老舗の温泉です。殆どの人が広々とした庭園露天風呂に行くので、加温浴槽の内風呂はガラガラでした。

新穂潟温泉 2023年4月29日  日帰り

 佐渡島にわたり、ドンデン山とアオネバ渓谷で花々を愛でてから立ち寄ったのが、新穂温泉である。露天風呂はありませんが、入浴料は500円とリーズナブルで、明るくて気持ちの良い湯浴みを楽しむ事が出来ました。

勝木ゆり花温泉 ゆり花会館   2022年6月5日  日帰り

 山形と新潟の県境にある日本国を下山してから立ち寄ったのが、勝山ゆり花温泉のゆの花会館だ。国道7号線から直ぐのところにある。山を下山したのが8時半だった事から、9時から入浴できるこの施設に立ち寄った。入浴料は350円と利用しやすい値段だ。施設は広々としていて、露天にのんびりと浸かりながら、山旅の疲れを洗い流した。

百合の里城山温泉   2022年6月4日  日帰り

 飯豊の前鋭鋒である蒜場山を下山してから立ち寄ったのが、新発田市の郊外にある城山温泉だ。ゴルフ場の一角に設けられた立ち寄り湯の施設である為か、入浴料は800円と場所柄にしてはやや高い。jafのカードがあれば100円引きになると言うが持参していなかった。風呂は露天もあり気持ちよく汗を流すことが出来た。

貝掛温泉   2019年12月7  宿泊

 冬の城旅で2019年の締めくくりの温泉となったのが、上越国境を越えた処にある貝掛温泉である。この温泉は以前から知っていて、随分前に山から下山した後に入浴しようと思ったものの、日帰り入浴が1500円で入るのを止めた記憶がある。この貝掛温泉の源泉は目に良いと言われ、たっぷりと注がれている温い御湯に目を何度か目を浸したが、とても気持ちが良かった。源泉のぬるい御湯と、加温された御湯を交互に浸かりながら長湯が出来るのも大きな魅力だ。
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栃尾又温泉 自在館   2018年6月16日  宿泊

 新潟の山旅で泊まったのが、栃尾又温泉自在館である。栃尾又温泉は小出から東に入った処にある温泉で、その起源は古く、養老年間(約1300年前)に僧行基が発見したとの言伝えも残っている。此処の御湯の特徴は、ラドンの含有率が高いことで、古くから療養の為に湯治に訪れる人が多かった。温泉は貸切湯が3つと、共同浴場にもなっている御湯が3か所ある。共同浴場にもなっている湯舟は、36度の源泉と源泉を加温した浴槽が設けられていて、交互に入浴する事で代謝を促す効果も期待できそうだ。
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笹倉温泉   2017年6月3日  宿泊

 高標山と駒ヶ岳の北信から上越の山旅で泊まったのが、笹倉温泉である。糸魚川に近い海岸沿いから、ずっと山に入った処にある一軒宿だ。畳敷きの風呂と岩風呂に露天風呂がある。気に入ったのは大きな坪形をした湯船に湯が注がれている露天風呂で、新緑を楽しみながらのんびりと湯浴みする事が出来た。

鷹の巣温泉 鷹巣館   2015年7月4 宿泊

 新潟県から山形県へ向かう小国街道沿いにあるのが鷹の巣温泉だ。初日に弥彦山を訪ね、翌日に蔵王を訪ねようとした旅の中間点に位置し、場所で選んだ温泉だった。荒川の吊橋を渡ったところにある宿が鷹の巣温泉だった。お湯は少し個性に欠け、加水されているのが残念ではあったが、ゆっくり休むことが出来た。

以下、記録を整理中です。

長野の湯旅

葛温泉 仙人閣 2023年106月7日 宿泊

 葛湯温泉は、高瀬ダムより北アルプスに入山する登山口の手前にある。渓谷沿いに設けられた露天風呂では、北アルプスの唐沢岳を眺めながらの湯浴みが出来る。山旅の汗を流すのには、格好の温泉宿だった。

大喜泉 2023年6月3日 宿泊

 岐阜での墓参の後、開田高原で高原の空気を吸ってから立ち寄ったのが、鎌沼温泉大喜泉である。源泉は少々温めで長湯が出来る。そして冷泉との交互浴が出来るのも楽しい。ただ残念だったのが湯の供給量が細かった事。山菜をベースにした食事は、美味しく頂くことが出来た。

奥天竜温泉 佐和屋 2023年3月11日 宿泊

 帯桜と高天神城に立ち寄ってから訪ねたのが、奥天竜温泉の和佐屋である。露天風呂の脇には洞窟風呂が有り、ミスト状の蒸気に包まれる蒸し風呂も体験する事が出来る。

仙仁温泉 岩の湯 2020年7月3日、21年6月19日、22年6月17日 宿泊

 以前から一度泊まりたいと思っていた仙仁温泉に、漸く泊まることが出来た。飯坂の町から山間に入った処にある一軒宿で、温泉巡りを楽しみたい者には夢のような宿であった。温泉は、奥行きが30mもある洞窟風呂の他、男湯、女湯、屋内と露天に2つの湯殿を持つ貸切風呂が3つ、他に家族風呂がある。何処も意匠が凝らされていて心地よい空間になっていた。食事も、料亭で頂いているように素晴らしい。沢山ある休息所や、各部屋に置かれたソファー等、心地よく過せる仕掛けに溢れた宿であった。
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白骨温泉 笹屋   2019年11月22日、2022年4月9日  宿泊

 青白い御湯で有名な白骨温泉。乳白色の御湯は強酸性である事が多く、肌への刺激が強い事が多いのだが、白骨の御湯は弱酸性で「柔らかい」感じがする。中でも温泉地の一番奥にある「笹屋」の御湯は、小梨平から湧き出す清楚な御湯で、乳白色ながら「さらっと」した感じが特徴で気持ち良い湯浴みが出来た。湯殿は男女別の内風呂と貸切露天風呂の3つしかないが、客室が全部で10しかなく、混む事は無い。湯の成分で周囲が盛上がった湯舟は、御湯の濃さを物語っていた。食事も地元の食材が丁寧に調理されていて、とても美味しく頂くことが出来た。
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白骨温泉 丸永旅館   2018年8月4日   宿泊

 上高地への拠点である沢渡から、湯川渓谷を南へ入った処にある白骨温泉は、青白く白濁した湯で知られる山間のいで湯だ。十数軒の湯宿があるが、丸永旅館は中でも最も小さな宿の一つで、素朴な山のいで湯の姿はを良く留めている。源泉は下の「泡の湯」と同じ源泉が男女別の内風呂と露天風呂に、上の「笹屋」と同じ源泉が貸切風呂に引かれており、湯質が若干違うのが面白い。湯舟の淵に盛り上がる湯垢が、御湯の濃さを物語っていた。食事も山間の素材が丁寧に調理され、豪華では無いが美味しく頂く事が出来た。
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小谷温泉 山田旅館  2018年7月、2019年4月、2022年10月 宿泊

 新潟県と長野県の県境、小谷から妙高へ向かう県道をかなり入った処に、小谷温泉・山田旅館がある。この宿は江戸時代に建てられた本館や、大正時代に建てられた建物等の6棟が、国の登録有形文化財に指定されている風情のある宿だ。御湯がまた素晴らしく濃い温泉で、内風呂には湯の成分が何層にも固まった湯垢の柱が置かれていた。今も湯船に滝の様に落ちる御湯の滴が壁沿いに落ち、湯垢の柱が鍾乳石の様な太さになっていた。内風呂の他、建物から張り出した屋根付きの展望風呂も、景色を楽しみながらの湯浴みが出来る心地よい場所だった。

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高峰温泉   2017年8月26日   宿泊

 浅間山の西側にある車坂峠から、湯の丸高峰林道を西へ少し入ったところにあるのが、「雲上の湯」高峰温泉である。ここの温泉には何処にもランプが灯され、ランプの宿であった頃の姿を忍ばせている。御湯は硫黄を含んだ乳白色の湯で、優しい肌ざわりだ。この温泉矢の一番の御湯は、何と言っても宿の外に設置された「雲上の野天風呂」標高2000mからの景色を楽しみながらの湯浴みは、山好きにはたまらない御湯だ。
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乗鞍高原温泉 みたけ荘   2016年6月25日  宿泊

 美濃の二ツ森山や犬山城を訪ねね旅で泊まったのが、乗鞍温泉みたけ荘だ。ここのお湯で良かったのは、表の駐車場奥に建っている2つの貸切風呂だ。フロントで鍵を借りて入りに行くのだが、何回も通ってしまった。乳白色の湯が体に優しく、とにかくリラックス出来た。

中房温泉   2016年4月30日  宿泊

 能登の山と虫倉山を訪ねる山旅で泊まったのが、中房温泉である。北アルプスの玄関口だけあって、残雪の春山を目指す登山者も沢山泊まっていた。ここの湯は屋内、屋外に沢山あり内風呂14か所、露天8か所と数多く、湯めぐりの楽しさが堪能できる。御湯も素晴らしい。後は食事が「もう少し工夫されたものならな」と思わずにはいられなかった。まあ「立派な温泉のある麓の山小屋」と思えばいいのかな。

塩鹿温泉 湯元山塩館   2016年4月16日  宿泊

 信州桜旅に出かけた際に立ち寄ったのが、塩鹿温泉山塩館である。山塩が取れるほど塩分の強い場所で、御湯も塩分を含んだお湯で、良く温まる気がした。

坂巻温泉   2016年3月20日  宿泊

 笠置山と霧訪山や信州の城を訪ねる旅で泊まったのが、坂巻温泉である。松本から上高地へ向かう道路のトンネルとトンネルの間の僅かな空間にあり、スピードを出していると通り過ぎてしまいそうな場所だ。内湯の他に露天風呂があり、雪の残る渓流の景色を眺めながら温まる温泉は、なかなか良かった。また食事では、初めて信州サーモンの料理を楽しむことが出来た。

崖ノ温泉 あかね荘   2016年3月19日  宿泊

 松本から高ボッチ高原に登る途中にある崖の湯温泉あかね荘は、展望に優れた宿である。客室の窓からは、松本盆地を挟んで北アルプスの山並みが一望出来、山好きにはたまらないロケーションだろう。風呂も展望風呂で、特に露天風呂から見る松本盆地の夜景や、朝日に染まる北アルプスの情景などは素晴らしいの一言である。訪ねた日は曇りでスカッとし展望ではなかったが、充分山景色を楽しむことが出来た。食事もまずまずで、井筒ワインで牛の陶板焼きを楽しむ事が出来た。

以下、記録を整理中です。