中部北陸近畿には、歴史のある温泉も数多くあり、もっと湯旅を充実させたい地域です。
伊豆・静岡の湯旅
湯ヶ島温泉 湯本館 2023年1月27日 宿泊
修善寺から狩野川に沿て天城山に遡った処にある湯ヶ島温泉。その湯ヶ島温泉にあって、川沿いに湯が湧いているのが、湯本館である。川沿いにある露天風呂に浸かり、傍らを流れる狩野川の眺める至福一時を過ごすことが出来る。この宿は文豪川端康成ゆかりの宿で、川端が伊豆の踊子を出筆した部屋が残されていて、当時を偲ばせる品々が展示されていて見学する事も出来る。ご飯で頂いた「山葵飯」が美味しかった。
湯本館のページへ
桜田温泉 山芳園 2019年1月26日 宿泊
西伊豆の松崎から、ほんの少し内陸に入った処にあるのが桜田温泉山芳園である。松崎の街の古い商家に良く用いられた「なまこ壁」を、外壁のみならず館内のデザインにも取り込んでいるのが面白い。新鮮な源泉で疲れを取ってから頂いた、地魚の刺身がとても美味しかった。美味しい魚を食べたくなったら訪ねたくなる宿だ。
山芳園のページへ
湯ケ野温泉 福田屋 2016年1月 宿泊
湯ケ野温泉の「福田屋」と言われてもピンとこないかもしれないが、「伊豆の踊子」の宿と言えば、多くの人が判るに違いない宿。それが「福田屋」である。日本初のノーベル文学賞作家「川端康成」が、19歳の時に実際にこの宿に泊まり、後にこの宿に逗留した時の出来事をモデルにして執筆したのが「伊豆の踊子」だ。宿では「伊豆の踊子」の舞台となった部屋や、映画の撮影に使われた部屋に泊まる事が出来る。温泉も風情豊かな露天風呂の他、模様タイルで飾られた「踊子風呂」等、小さいながら変化のある湯が楽しめる。
福田屋のページへ
愛知三重の湯旅
岐阜・飛騨の湯旅
下呂温泉 泉岳館 2023年11月18日 宿泊
滋賀の湖東にある古刹で紅葉を楽しんでから向かったのが、下呂温泉の泉岳館。下呂温泉といっても、温泉街の中心とは随分離れた小坂の山間にあります。この温泉の特徴は炭酸性の御湯で、長湯が出来る湯舟で交互浴をしていると、体が軽くなった様な感じがしました。御湯は湯舟の下から自噴していて、湧き出た緩めの炭酸泉につかっていると、体中の肌に気泡が出来ます。デトックスを実感出来る温泉でした。
泉岳館のページへ
濁河温泉 朝日荘 2019年6月1日 宿泊
御岳山の登山口のある濁河温泉は、標高1800mにある通年営業の温泉地では日本一の高所にある温泉地だ。東京からは少し遠いが、夏でも涼しい高地で気分の良い湯浴みが行える。この温泉地の中程にある朝日荘は、自家源泉から豊富な御湯が湧いていて、贅沢に湯船に注がれていた。成分の濃い御湯で、良く温まる。また和風モダンな造りは落ち着いており、談話スペース等も設けられていて滞在目的の来訪者も、寛げる宿であった。
朝日荘のページへ
神明温泉 すぎ鴨 2018年6月2日 宿泊
岐阜市から北へ走る事1時間、板取川沿いにある一軒宿が神明温泉すぎ嶋である。岐阜市内での法事の前日、岐阜近くの静かな温泉宿を探している中で見つけた宿である。宿は割烹旅館のスタイルをとっていて、昼時等は食事目当てで訪問する人も多い様だ。お湯は弱アルカリで「とろっと」した感じのする気持ちの良いお湯だ。湯につかり、竹林を渡る風の音や板取川のせせらぎの音を聞きながらの入浴は、時の経つのを忘れさせてくれる。
すぎ嶋のページへ
奥飛騨温泉 槍見館 2018年4月 宿泊
川沿いの露天風呂から、晴れた日には槍ヶ岳を望むことが出来る、山好きにはたまらない宿が槍見館である。土蔵を移築したロビーや、飛騨の豪農の家を移築して再利用したロビーや客室には趣がある。湯殿も大きなガラス窓から北アルプスの峰が望める内湯の他、川沿いの露天風呂、個性豊かな4つの貸切湯があり、湯めぐりに時が経つのを忘れるほどだ。囲炉裏を囲んでの食事も美味しく、また訪ねたくなる事が必定の宿である。
槍見館のページへ
福知温泉 長座 2015年1月 宿泊
北アルプスの麓にある奥飛騨温泉郷。その中でも個性的な宿が集まっているのが福知温泉だ。中でも「湯本長座」は、飛騨造りの落ち着いた佇まいと、景色を一幅の絵の様に切り取った湯が楽しめる宿である。100年以上の時を刻んだ古民家を解体移築しただけあって、館内は日本文化を感じさせる和のテイストに溢れている。和モダンに癒されながら、景色を楽しむ湯浴みを出来る宿、それが長座である。
長座のページへ
北陸・若狭の湯旅
白山温泉 永井旅館 2019年6月22日 宿泊
白山登山の基地となっている白山市の市ノ瀬。ビジターセンターと広場を挟んで建っているのが、白山温泉永井旅館である。広場に面して建つ木造二階建ての建物は、風格を感じさせる。白山などへ登る登山者のベースとしての役割を担ってもいる宿で、素朴な山河の宿での湯浴みを楽しむ事が出来る。木製の湯殿は違う温度の2つの浴槽があり、交互浴を楽しむ事が出来るのが嬉しい。
永井旅館のページへ
近畿の湯旅
湯の峰温泉あづまや 2020年1月25日 宿泊
日本最古の温泉ともいわれる熊野・湯の峰温泉。そり温泉街でも風格のあるのが、旅館あづまやである。浴室には源泉のままの湯が注がれている小さい湯舟と、広い「環湯」の二つの湯舟があり、交互浴も楽しめる。槙で作られた湯舟には風格があり、少し硫黄の香りがする湯は、さらっと肌に優しく感じられた。
あづまやのページへ