生駒山(大阪)
2022年12月4日
額田駅10:00→牧岡公園10:12→額田展望台10:40→タタラ山10:55→長尾滝分岐11:06→鬼取山11:30→龍光寺11:37→生駒山11:38~44→生駒ケーブル山頂駅11:46
大阪に出かける機会を利用して、奈良県境にある生駒山を訪ねました。今年最後の紅葉を期待した山旅で、木々には錦秋最後の葉が残っていたのですが、生憎の曇り空。晴れていれば赤や黄色の葉が、鮮やかに輝いた事でしょう。ただ鼠色の空と紅葉も、如何にも晩秋らしく、今年最後の秋山旅となります。
生駒山の山頂の三角点、何と遊戯施設の線路の中にありました。残念ながら三角点に触れるこは出来ません。写真に収めていると、雨が降り始めました。ポツポツ程度でしたが、雨の中、傘をさして下るのは避けたかったので、帰路には可愛らしい生駒ケーブルを利用して、生駒の町に下りました。
上の写真は長尾滝分岐より手駒山。下の写真は触れない生駒山の三角点。
高山(山口)
2022年11月23日
林道終点駐車場12:52→高山展望台12:55→高山13:00~04→林道終点駐車場13:10
紅葉を見に、山口県の日本海側にある、高山(こうやま)を訪ねました。高山のある須佐の街は、佐賀の呼子と並んで、イカ刺で有名な処。今回の旅の目的一つは、須佐のイカ刺だったのですが、訪ねた前夜は天候不順でイカ漁が無く、お目当ての店は休業でした。
気を取り直して高山へと向いましたが、小雨の天候。当初は、北前船の時代から船乗に信仰されてきた宝泉寺から登る予定だったのですが、林道終点まで車で上がり、傘をさして山頂へ向かうことにします。駐車場から階段をひと登りした処には、展望台があります。天気が良ければ、須佐湾から日本海の大展望が望めるはずなのですが、霧で一面真っ白。何も見えません。
山頂は、展望台から遊歩道を少し歩いた処にありました。辺りは公園として整備されていて、天気が良ければ気持ちの良い処なのでしょう。三角点標識を写真に収め、山頂を後にしました。
上の写真は須佐湾岸よりの高山。下の写真は高山山頂の三角点。
鏡山、大芦渓谷(栃木)
2022年11月19日
もみじ谷駐車場6:37→鏡山6:44~48→もみじ谷駐車場6:55~7:20→織姫神社7:30→織神山7:39~50→もみじ谷駐車場8:00
林道駐車スペース10:42→白井平橋10:47~52→東大芦川の河原10:56~11:10→白井平橋11:15~20→林道駐車スペース11:25
紅葉を見に、足利の織姫公園と、鹿沼の大芦渓谷を訪ねました。足利にある織姫公園には、「もみじ谷」と呼ばれる紅葉の名所が有ります。朝一番に訪ねたのですが、紅葉のある場所は鏡山の西斜面で、朝は陽の光が差し込みません。紅葉は見頃ですが、陽の光が当たらない為に綺麗には見えませんでした。
織姫公園の次に訪ねたのが、鹿沼市の大芦渓谷。こちらの紅葉は丁度見頃でした。そして此処の良い処は、混雑が無い事。鹿沼市内から近いにもかかわらず、訪れる人は多くありません。白井平橋のたもとには、この地の紅葉のマザーツリーの様な紅葉の大木が有り、周囲にはその子紅葉や孫紅葉が色付きを競っていました。橋の近くからは河原に降りる道もあり、透明感のある清流と紅葉、そして白井平橋の素晴らしい景観を楽しむ事が出来ました。
上の写真は織姫公園の鏡山。下の写真は大芦渓谷白井平橋の紅葉。
嵐山(桂川筋)
2022年11月13日
プレジャフォレスト前バス停7:11→登山口7:21→分岐7:48→相模橋7:55→分岐8:00→嵐山8:42~9:10→登山口9:29→階段上公園9:38~43→相模湖駅9:51
カタクリ忘年山行の下見で、相模湖の嵐山を訪ねました。今日のルートは東海自然歩道に重なっていて、標識は良く整備されています。ただ崩落個所や、倒木で道が塞がれている処もあり、自然歩道が設定され年月が経つ中で、メンテナンスが追いついていない様にも感じました。嵐山山頂は広場になっていて、眼下に相模湖を見下ろすことが出来ます。晩秋の山景色を楽しみながら、のんびり山行が出来た嵐山です。
写真は嵐山の山頂。
玄岳(熱海)
2022年11月12日
玄岳ハイクコース山口停9:53→登山口10:07~15→熱海新道陸橋10:51~55→展望台11:22~28→玄岳11:46~13:10→展望台13:22→熱海新道陸橋13:49~52→登山口14:11→玄岳ハイクコース入口バス停14:23
カタクリ会の定期山行で、熱海の玄岳を訪ねました。新型コロナウイルス感染症再拡大の為、定期山行は昨年12月の逗子大峰山以来です。参加人数が少なかったのが残念ですが、天候にも恵まれ秋の山を楽しむ事が出来ました。
約2時間の歩行で辿り着いた山頂は、正面に富士山と箱根の山々、西に駿河湾と沼津アルプス、東には相模湾、南は天城へと続く山々と、大展望が広がっていました。そして山頂では、カタクリ会恒例の焼肉パーティーを開催。ビールとワインが、あっという間に無くなりました。天気の良い暖かな一日で、秋の山景色を楽しむ事が出来た玄岳です。
上の写真は熱海新道の陸橋より玄岳。下の写真は玄岳の山頂にて。
源次郎岳(大菩薩)
2022年11月6日
牛奥峠登山口8:59→三股分岐点9:19→源次郎岳9:43~10:13→三股分岐点10:40→牛奥峠登山口11:07
山の会の甲州シリーズ山行で、大菩薩の源次郎岳を訪ねました。訪ねた日には快晴で、辺りは錦秋の山景色。同じ日にトレランの大会が開催されていて、登山道が渋滞しないか気がかりだったのですが、源次郎岳付近はコースの半ばで、選手達がバラけていた事もあり、大きな影響はありませんでした。
登山道は、カラマツ林の中の歩き易い道で始まります。紅葉を楽しみながら歩き進んでゆくと、三股分岐に到着。その少し先が、本日の最高標高点でした。此処かに一旦大きく下り、登り返した処が源次郎岳の山頂になります。紅葉を楽しみながら1時間程度でたどり着いた山頂からは、富士山、南アルプス、金峰山や八ヶ岳等が一望でき、山座同定を楽しむ事が出来ました。天候にも恵まれ、秋の山を満喫できた源次郎岳。企画頂いた幹事の方に感謝です。
上の写真は紅葉の登山道。。下の写真は源次郎岳の山頂。
城山・金田城跡(対馬)
2022年10月29日
登山口手前750m地点6:53→登山口7:00~02→東屋7:17→金田城展望台7:41~43→城山山頂7:48~56→金田城展望台8:00~02→東屋8:21~31→登山口8:47→登山口手前750m地点8:56
対馬2日目は、金田城のある城山を訪ねます。レンタカー屋のガイドに従い、登山口手前750mの処で車を停めて、此処から歩きましたが、登山口迄車で充分入れます。登山口から金田城の頂上までは、明治時代に開削された軍用道路跡で幅広い道でした。金田城から城山までは、登山道らしい道で直ぐです。城山の山頂からは浅茅湾が一望でき、この山に城を築いた訳が良く分かりました。
写真は金田城の城壁跡。
洲藻白岳(対馬)
2022年10月28日
林道終点登山口12:10→白岳神社鳥居12:47~55→山頂下の祠13:25→洲藻白岳13:32~35→山頂直下の祠13:42→白岳神社の鳥居14:14~20→林道終点登山口14:50
対馬の名峰、洲藻白岳を訪ねました。山頂にある2つの岩峰の下にある祠迄は、黄色いテープの標識や、急斜面にはロープが張られていて登りやすい道です。
が、山頂直下の祠を過ぎて、西側岩峰の山頂への最後の登りは、鎖などのホールドが無く、岩を手で掴みながらの登りとなります。特に山頂への最後の登りは、岩を攀じ登る必要がありました。たどり着いた山頂からの眺めは素晴らしく、青い海と緑の岬や島、複雑な海岸線の景色は見飽きる事がありません。名山の名に相応しい、洲藻白岳でした。
上の写真は第二登山口から見た洲藻白岳。下の写真は白岳の山頂。
八丈富士(八丈島)
2022年10月15日
登山口12:55→火口壁分岐13:48~52→八丈富士14:14~31→火口壁分岐14:52→登山口15:19
カタクリ会有志で、OB回会員の「私のふるさと富士100」完登の山となる八丈富士に登りました。数日前まで良かった天気予報が急に悪化、八丈空港に着くと大雨でしたが、午後には天候が少し回復。何とか八丈富士に登ることにします。
登山口から火口壁までの登りはコンクリートの階段でしたが、此処からの「御鉢巡りの道」は本格的な登山道となります。火山による空洞に気よ付けながら漸く山頂へ。ただ山頂に着くころには再び小雨交じりの天気となってしまい、山頂での乾杯はお預け。持って上がったシャンパンは、下山後の祝賀会で開ける事となりました。
上の写真は植物園から見た八丈富士。下の写真は八丈富士山頂にて。
大深岳(岩手)
2022年10月9日
見返峠6:41→裏岩手縦走路入口6:53→モッコ岳分岐7:08→諸檜岳7:52~8:02→前諸檜8:40→嶮岨森9:20~25→大深山荘9:59→大深岳分岐10:20→大深岳10:27~32→大深岳分岐10:40→源太ヶ岳10:52~55→大深岳分岐11:09→大深山荘11:25~34→嶮岨森12:07~15→前諸檜12:46→諸檜岳13:24~37→モッコ岳分岐14:17→裏岩手縦走路14:32→見返峠14:47
八幡平レストハウスのある見返峠から、裏岩手縦走路を辿り大深岳を訪ねました。紅葉を楽しみにしたのですが、縦走路付近の紅葉は既に終盤戦。ナナカマドは真赤になる前に冠雪した為か、茶橙色のまま葉を落としていました。山頂部は霧に包まれ展望がありませんでしたが、縦走路にある嶮岨森の頂きでは、大展望を楽しむことが出来ました。
帰路に源太ヶ岳に立寄りましたが、山頂の標識は見つけられませんでした。帰宅後に分県別登山ガイドで調べてみると、山頂にはケルンが積まれていると書かれています。最高点と思われる処で引き返したのですが、最高点から松川温泉に向かって、少し下りかけた処に開けた場所が有り、其処にケルンが在るのかもしれません。
上の写真は色付くナナカマドの下を進む登山道。下の写真は嶮岨森より大深岳。
女神山(岩手)
2022年10月8日
相沢林道登山口9:37→女神山登り口9:50→標高700m付近展望地10:15~20→県境コース分岐10:45→女神山11:02~16→県境コース分岐11:25→女神山登り口12:00→白糸の滝展望地13:03~06→相沢林道登山口12:30
岩手と秋田の県境にある、女神山を訪ねました。真昼山地の南部に位置する女神山は、ブナの原生林に覆われた山で、登山道はとても良く整備されています。朝まで小雨が降っていたこともあり、濡れた下草対策でカッパのズボンを着用して登りましたが、下草も良く駆られていてカッパは全く不要でした。
白糸の滝へと向かう遊歩道が通行止めになっていて、滝を真近で見れなかったのが残念ですが、紅葉のはしりの時期、夏から秋へと向かう見事なブナ林を楽しむ山旅になりました。
上の写真は白糸の滝。下の写真は女神山の山頂。
黒檜山(日光)
2022年9月25日
竜頭の滝5:50→熊窪5:53~55→千住ヶ浜7:07~10→登山口7:29~36→尾根取付き8:11~18→1650m付近8:45~53→社山分岐9:52→黒檜山10:03→黒檜岳10:08~16→黒檜山10:20~22→社山分岐10:26→1650m付近11:23~26→尾根取付き11:39→千住堂12:03~05→千住ヶ浜12:16→千住ヶ浜バス停12:20
台風一過の3連休の最終日、日光の黒檜山を訪ねました。訪れる人の少ない静かな山で、登山道がシャクナゲの群生地を過ぎると、コメツガ、シラビソ、ダケカンバの森を抜けて高度を上げる。枯枝や苔生した地面を踏みながら進む道は、とても趣がありました。登山道が不明瞭な処もありましたが、赤テープや木に打ち付けられた指導版も思ったより多く、大きく道を外すことなく登る事が出来ました。ただ指導版の間隔が空いていて判断に迷う処もあり、アプリのGPS機能を有効に利用させてもらいました。
注意が必要なのは山頂標識。最高点1976m地点と、三角点石柱のある1972m地点の2か所に「黒檜岳」の標識がある事だ。2つの標識は4~5分しか離れていないので、両方を踏んで来ることにしました。
上の写真は深い森の中を登る登山道。下の写真は三角点石柱のある処の黒檜山頂。
要害山(山梨)
2022年9月17日
境渡バス停9:33→山神神社9:51~58→要害山10:41~13:53→登下分岐13:58→大倉集落14:35
山の会の先達で、今年の4月と6月に亡くなられた御二方を追悼する山行で、要害山を訪ねました。台風の接近で一度は延期が決まったのですが、台風の速度が遅く夕方まで天気が持ちそうだという事で、急遽実施が決定。上野原駅で集合します。
上野原駅からバスで鏡渡橋まで入り、此処から細い道を歩きます。登山口に立つ山神神社を御参りしてから登山道へ。山頂までは約40分でした。山頂には火の神が祀られていて、南側に視界が開けます。天気が良ければ丹沢山塊や富士山が見える処なのですが、今日は低い雲が垂れこめていて遠望は有りませんでした。
全員が到着してから、祠に追悼する御二人の遺影を置き、花や供物を供えます。参加者全員で献杯してから昼食に。故人を偲ぶ思い出話を、車座になってお伺いしました。
山頂での追悼を終えてから、杉林の中を歩き大倉集落へと下りました。
上の写真は登山口手前の集落から見た要害山。下の写真は要害山の山頂。
本谷山(新潟)
2022年9月11日
林道ゲート5:01→登山口6:04~12→一合目6:35~40→三合目7:25~30→雨量計建物8:00~07→五合目三十倉8:20→七合目9:00~10→小穂口の頭10:07~20→本谷山10:52~11:17→小穂口の頭11:39~54→七合目12:30~35→五合目六合目鞍部12:54~59→五合目三十倉13:05→三合目13:32~45→一合目14:30~40→登山口15:00→シャコノ沢出合15:15~25→林道ゲート19:09
何時かは登りたいと思っていた本谷山。天気にも恵まれ、最高の展望を楽しむ事が出来ました。いきなり急坂で始まる登山道は、急登の連続。なかなかタフな道です。8合目手前で森林限界を越えると、越後の山並みに囲まれての稜線歩き。そして山頂からの展望は申し分ないものでした。
ただ標高差1400mの登山道は急坂の連続で、下山時は疲労を騙しながら、休息を長目に取ながらゆっくりと降りました。また登った日は、地元の方が登山道の下草刈をしていて、こういった登山道整備の御陰で登山が出来るのだなと、改めて地元の方に感謝した次第です。
上の写真は八合目付近より本谷山。下の写真は本谷山の山頂。
三原山(伊豆大島)
2022年9月3日
三原山頂口バス停11:34→三原神社12:12→三原山剣ヶ峰12:24→三原山中央火口12:33→三原山12:37→三原神社12:52→三原山頂口バス停13:21
伊豆大島の三原山を訪ねました。前日までの天気予報では晴れになっていて、大島へ向かうジェット船も青空の下を進んだのですが、大島に着くと曇り空。岡田港から山頂口へ向かうバスは、途中から濃い霧の中を進む様になりました。
山頂口から火口にある三島神社までは、舗装された遊歩道が続きます。此処からの御鉢巡りは、スコリアの登山道。濃い霧の中を歩きます。剣ヶ峰と思われる場所、最高点の758m付近の場所にも特に標識は無く、中央火口付近に、案内板が設置されていました。
御鉢巡りを終え、三原山頂口まで戻って来た頃から、霧が晴れ始めました。山頂口で昼食を採り、休息所で着替えている間に青空が広がります。漸く三原山の山体が見える様になりました。駐車場の展望台からは眼下に元町の街並、雲海の彼方には富士山も見えます。展望を楽しみながら、山頂口の茶店で買った「大島牛乳アイス」を美味しく頂きました。
山頂口からのバスは、時間通りに岡田港に到着。乗船ターミナルの食堂で、「べっこう寿司」と生ビールを頂いてから、大島を後にしました。
上の写真は三原神社の建つ火口口。中の写真は中央火口の案内版。下の写真は山頂口より三原山。
会津布引高原(福島)
2022年8月27日
布引高原第一駐車場7:30→登山口7:50→会津布引山展望台7:55~8:00→登山口8:05→布引高原第一駐車場8:20
向日葵を見に、布引高原を訪ねました。着いた時には霧が立ち込めていましたが、7時過ぎからはガスが動きはじめ、青空が出てきます。展望が開けるに従って、大きな風力発電の風車が見え始めました。向日葵畑と巨大な風車が絵になる高原風景です。
向日葵畑と風車が林立する布引高原は、会津布引山の山頂部分でもあります。平たい山頂部で目立ったピークはありません。地形図では標高1081mに三角点が置かれていますが、感覚的には見晴らしが効いてコンクリートの展望台の立つ標高1066m地点が、山頂部の様にも感じられます。ここでは、展望台に上った事で、会津布引山を登った事にしたいなと思います。向日葵に囲まれて、のんびりハイクが出来た会津布引山です。
上の写真は布引高原の向日葵畑と風車。会津布引山の頂に建つ展望台。
白雲山・天望山(北海道・大雪)
2022年8月22日
登山口6:51→標高1050m地点7:15~20→白雲山8:14~38→コル分岐9:09~13→天望山10:08~10→コル分岐10:34→湖畔コース分岐10:49~11:00→登山口11:26
ウペペサンケに登った翌日も、十勝は晴天が続きます。ウペペサンケが眺められる簡単な山という事で、然別湖畔の白雲山と天望山を訪ねました。湖畔の登山口付近に車を停めて登山道へと入ります。白雲山までの道は良く整備されていて、1時間30分程度で着いた山頂からは、眼下に然別湖、その先にウペペサンケ、振返ると十勝平野の景色を堪能する事が出来ました。
白雲山からは笹の濃い登山道をコルヘと下り、天望山へと登り返します。こちらの山頂からの展望も申し分ありません。ただ手前の山との位置関係から、ニペソツの山頂部が、ウペの肩から覗いているのが面白い景色でした。白雲山と天望山、前日登ったウペペサンケに想いを馳せられる、良い山旅となりました。
上の写真は白雲山山頂より然別湖とウペペサンケ。下の写真は白雲山山頂より十勝平野を望む。
ウペペサンケ・糠平富士(北海道・大雪)
2022年8月21日
林道コーナー5:27→登山口5:35→旧登山口6:19~28→水場6:42~45→1399mピーク7:42~49→1595mピーク8:28~36→菅野温泉分岐8:52~55→糠平富士8:38~48→ウペペサンケ本峰10:31~58→糠平富士11:46~49→菅野温泉分岐12:27~33→1595mピーク12:49~57→1399mピーク13:25~33→水場14:17~24→旧登山口14:33→登山口15:03→林道コーナー15:11
永年訪ねてみたかったウペペサンケ。憧れの山に漸く登る事が出来ました。当初は7月の海の日に計画していたのですが、北海道の天気が悪く一旦キャンセル。仕切り直しの山旅でしたが、天気に恵まれ今年一番の山旅になりました。
上の写真は1595mピークよりウペペサンケ。下の写真はウペペサンケ本峰の山頂。
牛伏山・美しの塔(美ヶ原)
2022年8月8日
山本小屋ふる里館6:32→牛伏山6:39~48→山本小屋ふる里館6:56~7:07→うつくしの塔7:36~55→山本小屋ふる里館8:08~40→牧柵ゲート8:45~58→牛伏山9:05~15→牧柵ゲート9:20~55→山本小屋ふる里館9:59
高原と花の風景を求めて、美ヶ原の牛伏山を訪ねました。美ヶ原は何度も訪ねているのですが、駐車場のすぐ近くの牛伏山には未だ登っていません。
登山口の山本小屋ふるさと館駐車場に着くと、辺りは濃い霧に包まれています。霧が晴れだしたので牛伏山へ登ってみると、丁度雲が切れ始めて北アルプスの山々が見える様になりました。一旦駐車場に戻り、「ハクサンフウロ」や「マツムシソウ」等の高山植物の花を楽しみながら、美しの塔を往復する間に霧が晴れて、すっかり良い天気に。再び牛伏山の頂に登り、美ヶ原を一望。雲間に遠望されるアルプスの展望を楽しむ事が出来た牛伏山です。
上の写真は牧柵ゲ-ト付近より霧の晴れだした美ヶ原。下の写真は牛伏山の山頂より北アルプス方面の眺め。
麦草岳(中央アルプス)
2022年7月30日
コガラ登山口6:07→幸ノ川渡渉点6:46~49→力水7:27~40→七合目避難小屋9:10~21→麦草岳10:21~25→2733mピーク10:30~35→麦草岳10:40~55→七合目避難小屋11:27~42→力水12:38~50→幸ノ川渡渉点13:18→コガラ登山口13:49
木曽側から木曽駒ヶ岳を見上げた時、駒ヶ岳の名の由来となった「駒石」が山頂近くにあるのが麦草岳です。木曽駒高原から福島Bコースを辿って山頂を目指しました。
林道終点で渡渉してから本格的な登山道になります。シラビソやダケカンバの急斜面を延々と登っていると、アルプスの山に来た実感が湧いてきます。道には「○合目」の標識がありますが、これは駒ヶ岳を10合目とした標識で、麦草岳は7合目避難小屋の分岐点から、そのまま稜線を突き上げた処にありました。歩き始めた頃は快晴だったのですが、九州の西にある台風から湿った空気が流れているせいか、9時前から木曽駒方面にガスがかかりはじめ、10時前に木曽駒ヶ岳はガスの中に。
麦草岳の三角点のある山頂は2721.3mですが、木曽前岳方面に5分程歩いた先の 2733mが標高最高点になります。ただ最高点には標識は有りませんでした。木曽駒ヶ岳方面の展望がなかったのが残念ですが、西に目を転ずると雲間から御岳山を望む事が出来ます。今年初めてのアルプスの山を実感できた、麦草岳でした。
上の写真は麦草岳の山頂。下の写真は山頂で雲間から見えた御岳山。
黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山(大菩薩)
2022年7月23日
湯の沢峠駐車場5:40→白谷ノ丸6:18→黒岳6:35~36→牛奥ノ雁ヶ腹摺山7:42~47→小金沢山8:20~34→牛奥ノ雁ヶ腹摺山9:04~21→黒岳10:16~17→白谷ノ丸10:30→湯の沢峠駐車場10:58
週末の山行にアルプスの山を考えていたのですが、前日までの天気予報が良かった山梨方面に行き先を変更、久しぶりに大菩薩の山を歩く事にしました。先ずは湯の沢峠まで車で入ります。以前に大蔵高丸に登りに来た時は、林道は砂利道でしたが、現在は湯の沢峠手前200mまで舗装道路になっています。峠には5時30分に着きましたが、既に3台の車が停まっていました。
峠からは、良く整備剃れた登山道をが大菩薩へと続いています。この縦走路の魅力は、何といっても展望が良い処が多い事でしょう。東に奥多摩、西に南アルプス、そして南を振返ると富士山の大展望。手軽に展望の縦走が楽しめます。稜線の高度が高く、黒岳から北は、奥秩父縦走路を思わせるダケカンバの中を進む道となりますが、稜線の幅が奥秩父より狭いせいか、陽が差し込み明るい感じがします。日本一長い山名の「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」と「小金沢山」の何れも秀麗富岳12景に選ばれている山だけあって、富士の展望は申し分ありませんでした。
上の写真は縦走路より奥多摩の山々。下の写真は牛奥ノ雁ヶ腹摺り山よりの富士山。
丸山・大山 (日光)
2022年7月18日
霧降高原ロッジ5:52→展望台6:20~25→丸山分岐6:31→丸山6:46~56→丸山分岐7:08→展望台7:10→霧降高原ロッジ7:30~37→分岐8:18→大山8:45~9:05→分岐9:42~48→霧降高原ロッジ10:20
7月の三連休の最終日に、日光霧降高原の丸山と大山を訪ねました。丸山は今年の2月にスノーシューで登ろうとしたのですが、雪が深くて途中撤退した山です。
霧降高原の駐車場は、6時前でp1とp2が6割程度、p3はガラ空きでした。丸山への道は、かつてリフトが架かっていた場所に設けられた1445段の階段で始まります。階段後半部分の700段が一直線で、今日の行程で此処が一番疲れました。階段を上がった処にある展望台は、「空中展望台」の趣がある眺めの良い処でした。小丸山の先で分岐してから、丸山へは15分程で到着。赤薙山をバックに日光から那須にかけての展望を楽しみました。
丸山から一旦霧降高原のロッジに戻り、今度は南側にある大山を目指します。大山は霧降高原よりも標高が低く、登山道は山下りの道で始まりました。こちらは丸山方面とはうって変わって静かな道で、大山への往復の間、誰とも出合いません。普段から歩く人の少ない道らしく、大山へ向けての登りとなる牧草地の中の道は、所々に見え閣れする丸太の階段で漸く判る程度でした。大山の山頂には東屋が有り、雲のかかり始めた赤薙山を眺めながら早昼に。静かな山頂での一時を過ごしたのち、霧降高原への帰路につきました。
人気で人の多い丸山と、静かな大山。霧降高原をベースに、趣の異なる2山を楽しむ事が出来た山旅になりました。
上の写真は丸山頂、中の写真は小丸山の展望台、下の写真は大山の山頂より赤薙山
修那羅山(長野)
2022年7月17日
修那羅峠駐車場10:23→安宮神社10:36~46→登山道入口10:45~51→修那羅山10:57~11:10→登山道入口11:14→安宮神社11:19~25→修那羅峠駐車場11:36
湯ノ丸山を下山したのが9時少し前、折角長野まで来たので、もう一山登る事にします。訪ねたのは、石仏で有名な修那羅山。上田の西にある標高1100mの山で、地形図には山頂までの登山道の印がありません。藪漕ぎも覚悟したのですが、山体への登拝路だったと思われる道の跡がしっかりしていて、標識や赤テープ等は無いのですが、地図があれば問題ないでしょう。帰路には、安宮神社の石仏を観て下山する事にしました。
上の写真は安宮神社の石仏、下の写真は修那羅山の山頂。
湯の丸山(長野)
2022年7月17日
地蔵峠6:32→湯の丸高原東屋6:55~7:06→湯の丸山7:46~48→鐘分岐8:15~19→白窪湿原8:31~36→地蔵峠8:47
7月の三連休は北海道大雪の幕営山行を計画していましたが、北海道も雨の予報の日が多く、飛行機のチケッとを8月に変更しました。こういう時、マイレージの無料航空券は、融通が利いて便利す(23年4月からはキャンセル料がかかるそうです)。それで天気を見ていると、中信方面の天気が良い予報になり、急遽「湯ノ丸山」に登る事にしました。湯ノ丸山は高校生の頃に登ったことがあるのですが、写真も記録も残っていません。隣の烏帽子岳に登った時も、天気が悪く登るのを止めた事があり、良い機会だと思い訪ねる事にしました。
地蔵峠の駐車場は結構広く、躑躅の季節以外であれば停める場所は充分ありそうです。この日は6時過ぎに着きましたが、数台しか停まっていませんでした。登山道は歩き易い道で、「アサマフウロ」や「ウスユキソウ」等、沢山の高山植物に出会うことが出来たのは、予想外の収穫です。ただ山頂部のみに霧がかかかっていて、山頂からの展望が得られなかったのが残念な湯ノ丸山でした。
上の写真は湯の丸高原から湯の丸山、下の写真は湯の丸山の山頂
三徳山 (鳥取)
2022年7月3日
冠厳展望台駐車場5:41→中電巡視路入口6:04→125番鉄塔下6:55~7:03→三徳山7:17~22→125番鉄塔下7:51~53→中電巡視路入口8:07→冠厳展望台駐車場8:24
梅雨の中休みとなった週末、三麻温泉を訪ねた翌日、近くの三徳山を訪ねました。三徳山は、三仏寺の投入堂が有名ですが、投入堂の建っている裏山が三徳山で、山頂への登山道は、三仏寺がある川筋より一本南側の川筋にある神倉集落から伸びています。
天気予報では9時過ぎから雨マークが出ていたので、三朝温泉の宿を5時前に出発、先ずは三朝温泉の河原湯で温まってから、登山口のある神倉集落を目指します。広い道沿いにある冠厳駐車場に車を停めて、6時前に歩き始めました。登る人が少ないせいか、登山口を示す標識が見当たらず、地図とヤマレコのナビを確認しながら登山口へと向かいます。集落すら伸びる林道が登山口ですが、中国電力の送電線巡視路を示す標識があるだけで、三徳山の名を記した標識はありませんでした。
此処から道幅の広い巡視路を登りますが、植林帯に入ると漸く登山道らしくなり、赤い印を追いかけながら登ってゆきます。登山口から1時間少々歩いたところで送電線の鉄塔下に出ました。此処が経唯一展望の開けた場所でした。鉄塔から先は巡視路では無いため、急に藪道となります。低木の藪を掻き分けながら10分程上ると、道は再び植林帯の中を進む様になります。最後の急坂の上に、山頂が有りました。笹藪の中に三角点が設置され、今日初めて出会った「三徳山」の名を記した標識、それが山頂標識でした。
下山後に、駐車場付近で雑草狩りをしていた地元の方から、良くこんな山を遠くから訪ねてくれたと言われました。地域に溶け込んだ地味な山ですが、たまにはこんな静かな山旅も良いものだと感じた三徳山です。
上の写真は、未麻温泉の河原湯、中の写真は山頂下の急斜面、下の写真は三徳山の山頂。
アヤメ平・白尾山 (上州)
2022年6月25日
富士見下6:10→標高1800m地点7:11~21→富士見小屋跡8:05~15→林道終点8:31→白尾山8:55~58→小湿原9:15~30→富士見小屋跡9:53~55→アヤメ平10:14~45→富士見小屋跡11:04~08→富士見下12:30
梅雨の中休みとなった週末、前日の天気予報を見てアヤメ平を訪ねる事にしました。3時に東京を出発して、今日の登山口である富士見下に着いたのが6時前、手早く装備を固めて林道を歩き始めます。6.5キロの林道歩きでしたが、新緑が綺麗で「幅の広い登山道」と思えば、疲れも出ません。富士見小屋跡から一旦東へ向かい、先ずは白尾山の頂を踏みます。白尾山から小屋跡まで戻る途中に、燧ヶ岳を望める小湿原が有り、此処で大休止。とても気持ちの良い場所でした。
富士見小屋まで戻ってから、今度はアヤメ平を目指して西に進みます。木道の登山道を歩いていくと、20分程で山上湿原のアヤメ平に到着しました。正面には至仏山、振り返れば燧ヶ岳、北には平ヶ岳や越後駒、足元にはチングルマにコイワカガミと、天国の様な景色が広がっていました。何時までも佇んていたいアヤメ平です。
上の写真は、アヤメ平下の池と燧ヶ岳、下の写真はアヤメ平から至仏山。
嵩山 (上州)
2022年6月18日
道の駅たけやま13:23→経塚13:48→嵩山13:55~14:01→経塚14:10~20→道の駅たけやま14:32
仙仁温泉から東京へ戻る途中、中之条にある嵩山に立ち寄りました。菅平から長野原へと抜ける国道406号線が、大前の西側にある吾妻川を渡る橋が豪雨で崩落していて、大きく迂回を余儀なくされたこともあり、登山口となっている「道の駅たけやま」に着いたのは1時半近く。朝の天気予報では15時頃からは雨となっていた事もあり、周回ルートを諦めて、道の駅より嵩山の山頂を直接目指す事にしました。
登山道は道の駅の裏から始まりますが、一旦周回ルートの「表登山道」を歩き始めてしまい、方向が違うことに気が付いて、慌てて直登ルートの「東登山道」へ復帰します。登山口から20分程度でベンチのある経塚に到着。此処から、いよいよ山頂への鎖場が始まります。岩場の斜度は40度程度で急ではありませんが、鎖場の距離が長く、慎重に登ってゆきます。鎖場を過ぎると山頂は直ぐでした。山頂からは、曇天ながら小野子山等の近くの山々を一望する事が出来ました。
上の写真は、山頂直下の長い鎖場、下の写真は嵩山の山頂。
武石峰 (長野)
2022年6月17日
思い出の丘駐車場8:13→思い出の丘8:19→思い出の丘駐車場8:25→思い出の丘8:30~36→武石峰8:48~50→思い出の丘9:03→思い出の丘駐車場9:07
梅雨の合間の好天を期待して、美ヶ原へ山躑躅を見に行きました。山本小屋側から王ヶ鼻へかけては歩いたことがありますが、今回は初めて北側の武石峠側から入る事にします。思い出の丘駐車場から武石峰までは、緩やかな高原の散歩道が続いていて、展望を楽しみながらのんびり歩ける道でした。梅雨時だけあって、澄んだ青空がなかったのが残念ですが、展望と躑躅を楽しむ事が出来た武石峰です。
今回躑躅が見頃だったのは、武石峠の少し下にある「つつじヶ原」でした。その名の通り斜面一面に躑躅が自生していて、色の濃い躑躅がとても綺麗。下山後は別所温泉の蕎麦屋「三田村」で御昼を頂き、塩田平の紫陽花の小路を訪ねます。ただこちらの紫陽花は未だ蕾で開花はもう少し先の様でした。
上の写真は、石仏のある武石峰の山頂、下の写真は武石峠下の「つつじヶ原」。
日本国 (村上)
2022年6月5日
小俣登山口5:41→沖見休息処6:28~29→蛇逃峠6:44→日本国7:01~16→蛇逃峠7:30→蔵王堂登山口8:04→小俣登山口8:18
蒜場山から下山した翌日、折角下越まで来た事なので、山形県境にある日本国を訪ねる事にしました。登山口にある「日本国ふれあいパーク」の駐車場にする間を停めて出発です。
国道から始まる登山道は、まるでお寺の参道を歩いているかの様に良く整備されていて、とても歩き易い道でした。東屋の建つ蛇逃峠の少し先に、日本国の名の由来となった鷹場の跡があります。なんでも、この地で捕えて将軍に献上された鷹が見事な鷹で、捕えた所を日本国と名付けよと命じた事が名の由来だと記されていました。
鷹場から一旦鞍部に下り、登り返した処にあるのが日本国の山頂です。海の方角の木が伐採されていて、日本海に浮かぶ粟島を望むことが出来ました。山名から歴史に想いを馳せることが出来る日本国。良い山でした。
上の写真は、良く整備された登山道、下の写真は日本国の山頂。
蒜場山 (村上)
2022年6月4日
ゲート前駐車場6:05→登山口6:15~17→倉見平7:02~08→岩岳7:48~8:00→烏帽子岩8:48~56→山伏峰9:54→蒜場山10:11~35→山伏峰10:44→烏帽子岩11:25~30→岩岳12:04~16→倉見平12:46→登山口13:18→ゲート前駐車場13:22
飯豊の前衛峰である蒜場山は、ずっと登りたいと思っていた山です。登山口のある加地川ダム迄の林道の冬季通行止めが、5月31日に解除になった事から、念願の蒜場山を訪ねる事にしました。
登山口から急登をこなして岩岳へ。此処からは稜線歩きになります。烏帽子岩の手前と、山伏峰との間の2か所に鎖場がありますが、足場はしっかりしているので慎重に登れば問題ありません。一番の難所は、烏帽子岩と山伏峰の間にあった、稜線上の登山道の片斜面が崩れている箇所でした。反対側は中低木が密生していて、歩く幅が殆どありませんでした。低木の中にロープが張ってあるのですが、張りが緩い状態です。ほんの5~6mですが、注意して越える必要があります。
山頂からの飯豊連峰の眺めを楽しみにしていたのですが、この日はガスが濃く、展望を得ることが出来なかったのが残念。代わりに、ヒメサユリ、シラネアオイ、シャクナゲ、カタクリ、イワウチワ等々、沢山の花々が出迎えてくれ、花の山の印象が強く残った蒜場山でした。
上の写真は、烏帽子岩から山伏峰への稜線、下の写真は蒜場山の山頂。
大江山 (丹波)
2022年5月29日
鍋塚急速所6:04→鳩ヶ峰6:22~28→大江山6:56~7:09→鳩ヶ峰7:31~38→鍋塚休息処7:51~55→鍋塚8:25~35→鍋塚休息所9:00
淡路島の先山を下山してから、福知山へ移動。大江山登山の前日は、福知山の「柳町」さんに立ち寄り、鴨鍋で鋭気を養います。
翌朝は5時前に福知山の宿を出発、登山口のある鍋塚には6時前に着くことが出来ました。鍋塚休息所は既に稜線上の鞍部で、大江山へは稜線に設けられた登山道を進みます。雲一つ無い青空で、新緑を楽しみながら、歩くのが楽しくなる尾根道でした。登山道脇には、「ウコンウツギ」や「ヤマツツジ」も咲いていて、目を飽きさせません。鍋塚休息所から1時間弱で大江山の山頂に到着、広々とした開放的な山頂で心地良い一時を過ごします。
名残惜しい山頂を後に鍋塚休息所にとって返し、今度は反対側にある鍋塚に登りました。鍋塚の山頂からは若狭湾の海も臨め、こちらも実に気分の良い山頂です。簡単に展望の尾根歩きが楽しめる大江山。東京からは少し遠いけれど、いつの日か季節を変えて再訪したい山がまた一つ増えました。
上の写真は鍋塚より大江山。下の写真は鍋塚より若狭湾方面。
先山 (淡路島)
2022年5月28日
高速道陸橋先の駐車場11:09→先山11:53~12:21→高速道陸橋先の駐車場12:55
6時の新幹線で東京を出発。新大阪でレンタカーを借りて一路淡路島へ。登山口に着いたのは11時少し前でした。登山口には車が4台ほど停められる駐車場がありますが、早朝の登山者が下山して出た後だったのか、丁度1台停められるスペースが開いていて、車を停めることが出来ました。
登山道は舗装された参道で始まります。石仏に見送られながら登っていくと、舗装道路は階段になり、30分も歩くと普通の登山道になりました。道の途中には所々に手作りのベンチが置かれていて、地元に親しまれている山であることが判ります。歩き始めて約40分で、山頂にある千光寺に到着。石段を登り山頂部にある本殿を参拝してから、一段下の木造の展望台で昼食にしました。日本書紀の「くにうみ」神話で、イザナギ、イザナミの2神が、海中に最初に作った山とも伝わり、日本列島発祥の地として神話に出てくる山で、古代のロマンに想いを馳せた先山でした。
上の写真は、参拝道にもなっている登山道。下の写真は、山頂に建つ千光寺の本堂。
鼻曲山 (信州)
2022年5月15日
二度上峠5:50→氷室山手前の鞍部6:12~15→氷室山6:21→国境平分岐7:11→鼻曲山7:13~33→国境平分岐7:36→氷室山8:15~23→二度上峠8:58
鼻曲山は1997年2月に、雪上キャンプの翌日、二度上峠から山頂を目指したのですが、雪が深く途中撤退した山です。何時か再訪したいと思っていた頂を、漸く訪ねる事が出来ました。
東京を3時に出発したお陰で、登山口の二度上峠に5時半過ぎに到着します。風が冷たく、ウールの上着を着込んで登山口を出発しました。道は思ったより明瞭な道で、順調に距離を稼ぎます。歩き始めて1時間20分で山頂に到着。何時もなら山頂ではビールやノンアルビールで喉を潤すのですが、時間は未だ7時少し過ぎ。コーヒーとサンドイッチで、「山上の朝食」を頂く事にしました。
帰路も順調で9時には登山口へ戻り、12時前には帰宅します。朝活だった鼻曲山でした。
上の写真は、登山道より鼻曲山。下の写真は、鼻曲山の山頂。
御前山 (奥多摩)
2022年5月5日
奥多摩湖バス停8:29→登山口8:42→サス沢山9:28~38→惣岳山手前の鞍部10:15~25→惣岳山10:42→御前山11:04~28→クロノ尾山11:55~12:00→大ダワ12:41→鋸山12:58~13:05→澤入13:14~17→愛宕山14:30→下山口14:42→奥多摩駅14:48
連休は道が混雑することから、電車山行で奥多摩の御前山を訪ねました。奥多摩駅8時発の峰谷行きのバスは、満員で奥多摩駅を出発。多くの登山者は、水根と奥多摩湖で下車していました。奥多摩湖からは御前山を眺めながら、握飯の朝ごはん。装備を整えて出発です。
御前山への登山道は、いきなり尾根の急登で始まります。登り始めて約50分でサス沢山に到着。山頂の展望台からは、奥多摩湖が一望できました。サス沢山から惣岳山へは、平坦な道と坂道が交互に現れます。登山道の脇には、春の花々も現れ始めました。所々にカタクりの標識がありましたが、花は全然見当たりません。惣岳山を過ぎで御前山に向かう道は、両側に植生保護のロープが張られ、沢山のカタクりが自生していましたが、花は既に終わっていました。
奥多摩湖から約2時間半で御前山へ到着。人気の山だけあって、沢山の登山者がいましたが、山頂は広々としていて混んだ感じはしません。山頂の入り口で、漸くカタクりの花と出会えました。カタクりの花は、山頂から鋸山へ向かい下る道脇にも残っていて、何とか間に合った様です。
御前山から鋸山への尾根道は、細かなアップダウンがあり、思ったより時間がかかります。折角なので鋸山の頂きも踏んでから、奥多摩駅への下山路を下りましたが、途中には岩場もあり、結構変化のある面白い道でした。15時前には下山口に着き、駅近くの売店で買ったビールで喉を潤してから、15時12分発のホリデー快速に乗車、帰宅の途に就きます。最近は簡単な山が続いていたので、久しぶりに「山を歩いた」事を実感した御前山でした。
上の写真:サス沢山から奥多摩湖、中の写真:御前山の山頂、舌の写真:山頂付近のカタクリ
蛾ヶ山 (身延)
2022年3月27日
四尾連湖6:50→登山口6:59→四尾連湖分岐7:16→西肩峠7:47→蛾ヶ岳8:00~10→西肩峠8:18→四尾連湖分岐8:45→登山口駐車場9:00
四尾連湖は小さな池の様な湖で、簡単に行ける処で、こんな静かな処があったのでという湖です。蛭ヶ岳への登山道は、この湖畔が始まります。なだらかな尾根筋の縦走路は好きな道で、冬枯れのカラマツ林越しに、湖と南アルプスの山並みを見ながら歩ける道は楽しく歩けました。山頂からの富士の眺め、南アルプスの巨人達、そして八ヶ岳と奥秩父の山並み。こんな良い山があったんだと実感した蛾ヶ岳でした。
写真は蛾ヶ岳山頂からの富士山。
ミツバ岳(丹沢)
2022年3月25日
滝壺駐車場6:40→登山口6:45→ミツバ岳7:43~8:00→登山口8:35→滝壺駐車場8:40
ミツマタの花が見たくて、丹沢のミツバ岳を訪ねました。登山口近くに10台程度車が停められる駐車場がありますが、ミツマタの季節は平日でも7時前には満車になる様です。登山道は、いきなりの急登で始まります。登山口から15分程上った辺りから、ミツマタの花が出て来ました。訪ねた日は、この辺りのミツマタが丁度満開で、大きな花が見事です。自然林に入ると再び道が急登となり、傾斜が緩くなると山頂です。山頂付近にもミツマタの群落があり、春霞がかかかる富士山も望むことが出来ました。ミツマタの花に、春の訪れを感じたミツバ岳です。
写真は登山道に咲くミツマタの花。
両子山 (九州)
2022年3月19日
両子寺10:40→奥の院10:50→林道出合い11:04→両子山11:33~36→北峰11:42→両子寺12:10
豊後半島の中心にありる両子山は、修験の寺である両子寺の奥にある霊山で、何時かは訪ねたいと思っていた頂です。登山口となっている両子寺で拝観料300円を納め入山、奥の院の手前から始まる「お山巡り」で霊山の雰囲気を味わいます。登山道は尾根筋を進む道と、谷筋から北峰を経由して山頂に向かう道があります。谷筋の道は恐らく山頂に電波塔を建てた時に舗装路になった様ですが、本来はこの道が寺から山頂への登拝路だったと思われ、この道を辿って山頂へと向かいました。
北峰に寄ってから山頂に登り、周回コースを歩く予定でしたが、北峰かと思っていたピークが両子山の山頂で北峰を踏まずに山頂に着いてしまいました。また雲が厚くなり雨が降り出しそうだったので、周回コースは諦め、北峰に寄ってから下山する事にします。そして両子寺に着く頃には、小雨が降りだしました。靄がかかり、霊山の雰囲気が増した両子山でした。
上ま写真は、登山口の有ある両子寺。 下の写真は。両子山の山頂。
鷲頭山 (東静岡)
2022年3月12日
黒瀬バス停8:42→香貫山9:07→八重坂峠9:34→横山9:50→徳倉山10:25→志下坂峠10:55~11:00→志下山11:07~17→小鷲頭山11:46→鷲頭山12:20~40→多比口峠13:12→大平山13:32~34→多比口峠13:43→多比バス停14:12
沼津の鷲頭山は、今年1月に金時山から芦ノ湖展望公園まで、箱根外輪山を歩いた時に稜線から良く見えた山並の頂きで、沼津から鷲頭山へと続く稜線「沼津アルプス」は何時か歩いてみたいと思っていました。3月に入って暖かくなり、早咲き春の花々も期待して、鷲頭山を訪ねる事にしました。
沼津から鷲頭山までの稜線は、沼津アルプスと呼ばれていますが、2山目の横山以降はピークの手前に急登と急下降が現れます。平坦な登山道との差か極端で、距離の割に時間がかかった印象があります。また人気の山だけあって、沢山の登山者とすれ違いました。今回は大平山から多比口峠へ戻り多比へと下山しましたが、機会が有れば原木駅から鷲頭山へ向かって歩いてみたいと思いました。
上の写真は、登山道から望む鷲頭山。 下の写真は鷲頭山の山頂。
〇〇〇
龍神山(和歌山)
2022年3月5日
護摩壇スカイタワー駐車場10:51→護摩壇山11:06→龍神山11:22~25→護摩壇山11:40~11:52→護摩壇スカイタワー駐車場12:00
龍神山は、現在は和歌山県の最高峰になっています。20年前頃は、最高峰は護摩壇山との表記が多かったのですが、いつの間にか最高峰が変わっていました。護摩壇山は、未だ300名山を追いかけていた頃の2002年4月に訪ねていますから、丁度20年ぶりとなります。当時は関西空港からレンタカーで、護摩壇山、伯母子山、釈迦ヶ岳を訪ねる山旅でした。
今回は残雪を踏んで、護摩壇山から700m程東にある龍神山まで歩く事にします。念のためスノーシューもとチェーンアイゼンを持参しましたが、何も付けずに往復出来ました。龍神山へのルートは、展望も良く、青空の下で気持ちの良い雪上ハイクが出来ました。
上の写真は、龍神山の山頂標識。下の写真は、龍神山より護摩壇山を望む。
揚柳山(和歌山)
2022年3月5日
高野山中の橋駐車場6:44→摩尼峠7:12→摩尼山7:28~30→揚柳山8:05~16→転軸山9:13→奥の院9:33→高野中の橋駐車場9:49
高野龍神スカイラインは、17時から朝7時迄は通行止の為、先に楊柳山を訪ねる事にしました。高野山の奥の院を囲む摩尼山、楊柳山、転軸山は高野三山と呼ばれ、この三山を巡る道が、高野参詣道(女人道)と呼ばれています。残雪は少ないのですが、登山道部分は雪が踏み固められ氷になっている処が多く、慎重に歩きました。三山目の転軸山から奥の院へと下ったのですが、この道は正規の登山道ではない様で、奥の院手前の川と陵墓を囲む、塀の脇を回り込んで、漸く奥の院前の参道へと戻ることが出来ました。
写真は揚柳山の山頂。
二上山(奈良)
2022年3月4日
道の駅ふたかみ14:16→登山道入口14:29→雄岳15:17~27→馬の背15:33→雌岳15:38~40→馬の背15:44→水場のベンチ15:57~16:02→祐泉寺16:10→道の駅ふたかみ16:33
多武峰を下山したのが13時30分、まだ早くもう1山登れそうだという事で、二上山の登山口にある道の駅へと移動します。二上山へは、道の駅の裏手にある公園から登山道が延びているますが、最初に現れる一直線に伸びる石段は、上に登る程に傾斜がきつくなり、振り返るのが怖い程でした。二上山は、地元の人が参歩がてら訪れる場所の様で、登山には遅い時間にもかかわらず、登山道では沢山の人とすれ違います。登山道も枝道が多く、分岐ごとに位置確認しながら、先ずは雄岳。次に雌岳に登りました。雌岳の山頂に設けられた、大きな石造りの日時計が印象的な二上山でした。
写真は、雌岳の山頂にある日時計。後ろの山が雄岳。
多武峯・御破裂山(奈良)
2022年3月4日
談山神社駐車場11:45→登山口11:56→談山12:06→御破裂山12:14~19→道路横断橋12:37→多武峰13:02→談山神社駐車場13:28
青根ヶ岳から談山神社へ移動して、ここから多武峰を目指します。談山神社へは、参拝料600円を払って、まずは御参り。檜皮葺の十三重の塔の裏手にある入山口より、登山道に入ります。最初に立ち寄ったのは談山(かたらいやま)。中大兄皇子と藤原鎌足が大化の改新の謀を話した場所との事で、歴史を感じる場所です。此処から少し進んだ先にあるのが御破裂山。天下に変事があるときは鳴動するという山で、頂は藤原鎌足の陵墓にもなっていました。
多武山の最高点は、御破裂山から南へ2km位に位置する678mの頂で、折角なので此処も訪ねる事にします。登山道の先に2軒の民家が現れ、山の上に開かれた畑の先にある頂が山頂の様です。山頂手前に設けられた、獣除けの電気柵を慎重に外して、頂に立つ社を訪ねる事が出来ました。
上の写真は、御破裂山山頂の陵墓。下の写真は、多武山の最高地点の頂き。
九鬼山 (山梨)
2022年2月23日
落合水道橋駐車場12:55→愛宕神社13:01→田野倉分岐13:24~35→天狗岩手前13:50~54→九鬼山14:15~24→田野倉分岐14:54→愛宕神社15:15→落合水道橋駐車場15:21
足和田山を下山したのが丁度御昼前。午後の天気も良さそうだし、未だ登っていない山をもう一山登る事にしました。訪ねたのは九鬼山。大月近くの山です。先週末に降った雪もだいぶ解け、稜線に出るまでは良かったのですが、標高750m付近から登山道が一変しました。北斜面で雪が解けず、急坂がアイスバーンの様になっていたのです。そこで活躍したのが、今シーズン新たに調達したチェーンアイゼン。装着すると足元はたちまち安定して、急坂を登り着る事が出来ました。チェーンアイゼンの実力を実感した九鬼山となりました。
写真は、九鬼山の山頂。
足和田山 (富士)
2022年2月23日
牧場手前の駐車場8:28→紅葉台8:42→三湖台9:07→足和田山10:08~10:31→三湖台11:23~26→紅葉台11:35→牧場手前の駐車場11:57
好天の天気予報に促され、富士山を眺めながらの雪上ハイクを楽しめる山として、足和田山を訪ねました。林道に雪が付いている為、麓の牧場から先は車両通行止めになっているので、て牧場手前の駐車場に車を置いて山頂を目指します。
登山ルートは東海自然歩道のルートにもなっていて、緩やかなアップダウンの道でとても歩き易い道でした。チェーンスパイクも用意していましたが、雪は良く踏まれていて、結局装着せずに往復しました。富士山の眺めは、三湖台が一番でした。
写真は、三湖台よりの富士山。
小丸山 (日光)
2022年2月20日
霧降高原8:30→小丸山手前200m8:55~9:05→小丸山9:10~45→標高1700m付近10:03→沢筋10:30→小丸山10:45~11:05→霧降高原11:40
霧降高原に8時頃到着すると、既に6台は車が停まっていました。装備を固めてから出発です。霧降名物の階段は、小丸山の8合目位まではノーアイゼンで登れましたが、流石に最後は傾斜がきつく、チェーンアイゼンを装着します。思ったより着脱が楽で、直ぐに小丸山の展望台に到着しました。
小丸山の展望台ではスノーシューに履き替えます。丸山分岐の標識がありましたが、丸山へのトレースは消えていて、もう少し赤薙への登山ルートを登ります。標高1700mを越えた辺りまで登りましたが、丸山が下に見える様になったので、少し下った処から斜面をトラバースして丸山との鞍部を目指してみました。沢筋の辺りまで進んでいる間に霧が濃くなります。トレースが無い中ガスが濃くなり、無理は止めておくことにして途中で引き返す事にします。そして小丸山下の展望台で、一本立てる事にしました。
展望台からの下りは、スノーシューでゲレンデ跡を快調に下りましたが、センターハウス近くまで下った頃には、再び雲が動き、青空をバックにした丸山がはっきり見える様になりました。「もう少し粘れば良かったかな」とも思いましたが、「またおいで」という事なのでしょう。今度は、もっと天気の良い日に来たいと思った霧降高原です。
上の写真は下山時に見上げる丸山。下の写真は小丸山。
高根山・寝姿山 (伊豆)
2022年1月29日
白浜神社7:10→登山口7:45→高根山8:05~10→林道跡出合い8:50→寝姿山9:40→下田ロープウエイ電気柵9:50→下田道の駅10:40
伊豆下田の高根山と寝姿山に登る事にしました。下田港公園の駐車場に止める予定でしたが、開場が8時30分からで、御昼に利用する道の駅に停めさせてもらう事にしました。6:55のバスに乗って白浜神社へ移動して、此処から歩き始めました。
今回のルートの難所は、高根山から寝姿山へのルートです。蓮台寺駅への分岐から先は踏み跡程度で、道を探しながら進む事になります。またこのルートでは、赤テープを見つけられませんでした。特に寝姿山から続く林道跡手前の300m位が判りずらく、初めてGPSを活用しました。間違えて谷筋に進みそうになったのを補正し、林道跡に出る事が出来ました。
寝姿山の三角点は荒れていて、山頂標識も寝ています。下田ロープウエイで下山しようと思ったのですが、道の途中に電気柵が有り、山頂駅へは行けません。他の方の 記録を見ると通過されている様なので、時間がはやかったからかもしれませんが、 迂回路で大回りして、下田の街へ降りる事にしました。
上の写真は、高根山の山頂。 下の写真は、高根山から見た伊豆大島。
鹿野山 (千葉)
2022年1月29日
九十九谷探訪台駐車場14:25→白鳥峰14:30→九十九谷探訪台駐車場14:35
神社駐車場14:45→鹿野山神野寺14:50→神社駐車場14:55
三叉路15:00→春日峰15:05→三叉路15:10
鹿野山は、最高峰の白鳥峰、鹿野山神野寺の建つ熊野峰、鹿野山の一等三角点がある春日峰の三山の総称である事から、3つの頂きを訪ねる事にしました。
先ずは九十九谷展望台の近くにある白木峰。最高点には石塚があるのですが、少々不気味な感じがしました。次が熊野峰なのですが、最高点は鹿野山神野寺の寺域粋の中にある様で柵もあった事から、神野寺を参拝する事で登った事にします。
最後が春日峰。春日神社の鳥居を潜り、参道奥にある奥社跡の石柱から藪道を進んだ先に、山頂標識がありました。此処が鹿野山の一等三角点です。鹿野山は山頂近くまで車で行ける事から、山頂に建つ古い寺社と山景色を楽しみながら、三山巡りをするのが良いなと感じました。
上の写真は、鹿野山神野寺。 下の写真は、春日峰にある鹿野山の一等三角点。
大福山 (千葉)
2022年1月29日
梅ヶ瀬渓谷入口駐車場10:30→もみじ谷分岐11:25→大福山12:00~05→林道・登山道出合の展望台12:10~30→もみじ台展望台12:35→梅ヶ瀬渓谷入口駐車場13:15
梅ヶ瀬渓谷から大福山に登りました。梅ヶ瀬渓谷から大福山へ登る「もみじ谷」への入口にはロープが掛けられ、「通行止」のとあります。何時もなら引き返すのですが、この日は駐車場の管理人から通れると聞いていた事もあり、行ける処まで行く事にします。すると途中の斜面で、登山道にロープを張る作業が行われていました。その先も登れる事を聞いて、作業をしている方の邪魔になった事を申し訳なく思いながら、もみじ谷のルートで大福山の山頂へと向かいました。
紅葉谷を登る事30分で林道に出ました。大福山の山頂は、林道を少し進んだ処から登った処にある白鳥神社の裏手にありました。下山路にき林道コースを歩きましたが、山頂から10分程の処に大きな駐車場があり、山頂へは此処から簡単に行けます。ただ大福山の魅力は、梅ヶ瀬渓谷にあると思われ、周回コースを歩くことで大福山の魅力が実感出来ると思いました。
上の写真は梅ヶ瀬渓谷。下の写真は神社裏手にある山頂標識。
雨巻山・富士山 (茨城)
2022年1月22日
大川戸駐車場7:17→三登谷山7:54~8:02→雨巻山8:44~9:04→御岳山10:00~10:06→足尾山10:16→大川戸駐車場10:45
笠間日動美術館脇駐車場11:50→佐白山12:20→富士山12:50~13:30→笠間日動美術館脇駐車場13:50
里山の稜線歩きが楽しめる、栃木で人気の雨巻山を訪ねる事にした。登山口の駐車場には、益子市の登山ガイドマップが置かれていて、1部貰い利用させてもらう。稜線までは30分程の登りで、其処からは里山の稜線歩きが始まった。登山コースには、三登谷山、雨巻山、御岳山の3つのピークが有り、何れもベンチが置かれ展望の良い場所であった。
下山後は、車で笠間市へ移動して、佐白山に登ることにした。佐白山の山頂には佐志能神社の社があったが、石垣が区カーズレル危険が有り立入禁止になっていた。佐白山の南には、展望の良い富士山と呼ばれる丘が有り、此処で昼休みを取ってから下山した。
上の写真は雨巻山頂上での朝食。下の写真は佐白山の山頂に建つ佐志能神社の社。
金時山・丸岳 (箱根)
2022年1月15日
仙石バス停8:20→金時登山口8:25~30→矢倉沢峠8:55→金時山9:35~50→乙女峠10:40→丸岳11:15~11:25→長尾駐車場分岐12:00→富士見展望公園12:35→芦ノ湖展望公園12:55~13:40→下山口14:05→桃源台14:22
仙石原から金時山へ上がり、箱根の西の外輪山を歩いた。金時山はこれで3回目だが、昨年殆ど山へ入れなかったお陰で足が訛り、思いの外登りがきつく感じる。トレラン姿の登山者に、あっという間に抜かれていった。
歩き始めて1時間15分、金時山の山頂に到着する。人気の高い山だけあって、山頂では沢山の登山者が休んでいた。富士山の展望も素晴らしく思わず長居したくなる山頂だ。今日は此処から乙女峠を経由して、箱根外輪山の北西部を辿る事にした。長尾山から乙女峠へと下り、電波塔の建つ丸岳へと登り返す。平坦部分も多いが、アップダウンもそれなりで、意外と時間がかかる。長尾峠から先は芦ノ湖スカイラインと並行したルートになるが、笹や竹が茂っていて登山道から車道は見えない。富士見展望台では、今日歩いてきた金時山からの山並みを一望する事が出来た。そして、芦ノ湖展望台へと到着。ここでビールとホットウイスキーで小宴を張る事にする。今日はこの為に登って来たようなものだ。展望の良い場所での一杯、今年も良い山旅が出来そうだ。
上の写真は富士見展望公園で歩いてきた稜線を振返る。下の写真は芦ノ湖展望公園での昼休み。
寅巳山 (栃木)
2022年1月8日
山口公民館10:35→登山口11:50→寅巳山山頂11:10~12:40→登山口13:10→山口公民館13:22
2022年の干支は寅ということで、十二支の山として栃木県の寅巳山を訪ねる事にしました。日光街道から少し入った処にある山口公民館前に車を停めさせてもらい、此処から歩き始めます。登山口までの道に標識が無く、地図を頼りにしながら、地元で畑仕事をしている人に道を訪ねながら登山口を見つけました。
登山道へ入ると、直ぐに落ち葉の積もった急坂が現れます。幸い雪が積もっておらず、トラロープに助けながら急登を凌ぎましたが、降雪があれば往生した事でしょう。急登を過ぎると、山頂はすぐそこでした。風もなく穏やかな好天で、暖かいものを頂きながら、のんびりと山頂での一時を過ごすことが出来ました。
下山路は登りとは別のルートが付けられています。南側の尾根筋に沿って下る道で、登りに比べると幾分歩き易い登山道でした。干支の山だけあって、この日も何組もの登山者が登っていて、踏み跡もしっかりしていましたが、普段の年は恐らく落ち葉で登山道が判り難く、ルートを探しながら登る山になるのでしょう。好天の中、落ち葉を踏みしめながら登った寅巳山、良い干支の山になりました。
上の写真は麓の畑より寅巳山。下の写真は寅巳山の山頂にて。
高尾山~陣馬山 (桂川筋)
2022年1月4日
高尾山口駅7:07→清滝駅7:11→6号路登山口7:17→琵琶滝7:27→1号路合流7:53→薬王院8:11→高尾山8:25~43→一丁台園地9:08~12→城山9:30~40→小仏峠9:53→景信山10:21~33→堂所山11:18~23→明王院峠11:48~56→陣馬山12:36~49→中間点→栃谷13:45→陣馬登山口バス停14:20
2022年の歩き初めに、奥高尾の山々を訪ねました。高尾山、景信山、陣馬山は単独では登った事のある山ですが、通して歩いた事はありません。幸い2022年の正月は天気も良く、昨年の様なコロナ感染症広がりも落ち着いていたので、奥多摩の山々を眺めながら、低山縦走を試みることにしました。
縦走路は良く整備されていて、途中には沢山の茶店小屋が建っています。この日も城山茶屋が早い時間から開いていて、名物のなめこ汁を頂く事が出来ました。朝の7時過ぎに高尾山口を出発して陣馬山に着いたのが12時半過ぎ。昼頃から風が出てきたこともあって、山頂で長居できないのが残念でしたが、富士山見ながらの縦走路は歩いていて楽しく、低山を縦走する楽しさを思い出させてくれた山旅になりました。
上の写真は城山小屋で頂いたなめこ汁。下の写真は陣馬山の山頂。